初めまして。ビューティ誌VOCE編集長の石井亜樹です。

VOCE(ヴォーチェ)とは「噂」という意味で、17年前の創刊当時はずいぶんゴシッピィな記事もありました。今ではだいぶんと品行方正!?になっておりますが、たとえばスダチにファンデーションを塗って毛穴落ちを比較する「実験VOCE」などに、ビューティジャーナリズム精神はうけつがれているんじゃないかなと思っています。

 

さて、ミモレ読者の皆様は美容に対してどういうイメージがありますか? 大好き、気持ちいい、一応やらないといけないもの……面倒くさい。今まであんまり気を使ってなかったけど、最近、シミや小じわが気になってきた、なんて方は、このブログのタイトルに惹かれてクリックしてくださったかもしれないな、なんて想像しています。

かくいう私も、この仕事につくまでは、いわゆる大学時代にはじめたお化粧の延長線上、どこかのブランドのカウンターで自分の年齢に合うものを薦められるままにラインで買ったり、洗顔料は安くていいやとドラッグストアで買ったり何となく、みんなと同じぐらいやっとけばいいかな、と思っているうちの一人でした。面倒だけど、女としてとりあえずやっておく、ぐらいのスタンス。

タオルは、2月に新調すると運気があがるということで、毎年 買いかえています。今年はベージュ~白のグラデで。 今治タオルってやっぱりいいですね。

そんな美容に興味のなかった私でも、20年ほど美容担当をしていると「習わぬ経を読む」状態で、いろいろと知識もついてきました。雑誌の美容担当として、最前線の情報や研究者の方々のお話を聞く機会、意識の高い美肌美女への取材などを通して分かったことは、スキンケアをやればやっただけ、肌はキレイなまま保たれるということです。なにも、女優さんみたいにシミひとつシワひとつないというレベルを目指さずとも、肌つるつるだねとか、一般人としてキレイな肌は日頃のスキンケアでつちかえると思います。

でもやっぱり、面倒くさい! と思っていらっしゃる方、わたしもかなりものぐさです。なので、どこまで面倒じゃないまま肌はキレイを目指せるか。そのあたりをテーマに綴っていこうと思います。

題して、頑張りすぎない美容のススメ。

頑張れる人はぜひVOCEを読んでいただきたい(笑)ですが、そこまでじゃない人でも、こんな気持ちでビューティに取り組むと楽じゃないですか?という提案をしていければいいなと思います。

朝のスタメン。SOFINA iPの美活パワームースは泡状美容液。 は炭酸泡の力で、肌の土台である 血管を元気に。顔色アップにおすすめ。オルビスの薬用クリアローションは ゆらぎがちな肌をととのえてくれるシャバシャバ系の気持ちいいローション。 何度もリピートしているシスレーのオールデイ オールイヤーは 日中用のクリーム。このあと日焼け止め効果の高いファンデかBBで しあげています。


そうそう、実は前の会社では大草編集長と同期だったんです。顔を合わせるたびに「焼けすぎじゃない?」と指摘しておりますが……、「そうだよね、ハハハ」と一向に気に留める様子もない彼女にも刺さるぐらいの提案をしていければいいなーと思ったり……笑。

たまには脱線、私が大好きな美味しいものやら、面白いものなどの話もでてくるかもしれません。頑張りすぎない、というテンションにあわせて続けていこうと思います。

これからよろしくおねがいします。