「自分のパーソナルカラーとは違うけれど、この色の服が着たい!」。そんなときって、ありますよね。カラープロデューサー今井志保子先生に似合わないと言われる色でも、素敵に着こなすための3つの解決法を教わります。
教えていただいたのは……カラープロデューサー今井志保子先生
いまい しほこ/メーカー宣伝部を経て、(株)サザビー(現・サザビーリーグ)に勤務。アクセサリーブランド「アガット」のスーパープレスとして活躍した後、2000年に独立し、カラープロデューサーに転身。「色」で外面も内面も魅力的になれる独自のパーソナルカラー理論imaismを開発。新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、企業サイトへの執筆、監修、出演、イベントや研修、商品開発、個人カラーカウンセリングなど、多方面で活躍する。著書に『色で美人に生まれ変わる!3daysレッスン』(SB クリエイティブ刊)などがある。ファッションブランド・エルーラと一緒にパーソナルカラー理論を元につくった「キメイロシャツ&ブラウス」の企画でスタイリスト福田麻琴さんと出会う。
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自分のベースカラーと違うカラーの洋服が着たい場合はどうすればいい?
解決法① 自分に似合わないベースカラーの色はボトムで取り入れる
「いちばん簡単なのは、顔映りに大きく影響するトップスは自分に似合うベースカラー(ブルーベース、イエローベース)のものを選び、ボトムで自分が着たい色を楽しむことです。加えて大事なのは、自分が似合うベースカラーと異なるものを投入するのは、1点までにしておくこと。このコーディネートはでは、ブルーベースはパンツの1点だけ。それ以外は、靴もバッグ、アクセサリーすべてイエローベースでまとめています」(今井先生)
解決法② イエベならイエローゴールド系、ブルベならシルバー系のジュエリーをつけて、似合わない色の服を似合わせる
「自分のベースカラーとは異なる色のトップスを着たいこともありますよね。そんなときの裏技は、イエローベースならイエローゴールド系の、ブルーベースならシルバー、ホワイトゴールド、プラチナ系の、存在感のあるジュエリーを身につけておくことです。
たとえば真っ白の紙の上に、イエローゴールドとシルバーのアクセサリーを置いて比較していただくと分かりやすいと思うのですが、イエローゴールドのアクセサリーの方は、真っ白の紙が少し黄みがかって見えるはずです。イエローゴールドの色が反射しているんです。
福田さんはイエローベースタイプなので、本来このグレーがかった白は苦手な色のはずですが、大振りのイエローゴールドのピアスやリングのおかげで、違和感なく着られています」(今井先生)
解決法③ 似合わない色のアウターを着る時は、インナーに自分のベースカラーを取り入れておく
「自分のベースカラーとは異なる色のカーディガンやアウターを着るときは、顔に近いインナーを必ず自分のベースカラーにしておくと安心です。顔のすぐ下にくる色は、反射しやすく、顔映りに大きく影響するため、インナーの色さえ似合っていれば大丈夫です。なお、自分の異なるベースカラーの色を投入してもいいのは全身で1点までなので、このコーディネートの場合、カーディガン以外はすべて福田さんのベースカラー、イエローベースで統一しておく必要があります」(今井先生)
【お問い合わせ先】
デミルクス ビームス 新宿 tel. 03-5339-9070
トゥモローランド tel. 0120-983-511
ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店 tel.03-6212-1500
フラッパーズ tel. 03-5456-6866
スタイリスト/福田麻琴
監修/今井志保子
ヘア&メイク/Tomie(NUDE)
構成・文/高橋香奈子
第1回「似合う色で美人になれるパーソナルカラーの魅力とは?」>>
第2回「あなたはイエローベース?ブルーベース?パーソナルカラーを自己診断!」>>
第3回「カラーのプロがブルベとイエベの正しい見分け方を伝授!」>>
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