皇后になられてから、聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、存在感と輝きを増してきた雅子さま。

白やゴールドなど、皇后というお立場にふさわしい色から優しいパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア時代から変わらない雅子さまスタイルが貫かれています。

ミモレの『毎日、雅子さま』にて公開中の写真から、雅子さまのファッション&スタイルをテーマごとにご紹介します。今回は、雅子さまがお履きになるパンプスに注目。お召し物に合わせて、バイカラーや黒、白、ベージュなどのベーシックカラーを履き回されていらっしゃいます。足元は装いの印象を決めるポイントだけに、雅子さま流のルールをぜひお手本に。

 


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ご家族の仲睦まじいリンクコーディネートでは、お召し物に合わせた色を

 

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』チャリティ試写会でのご一家のテーマカラーはボルドー。雅子さまは、エレガントなセットアップをお召しになられています。襟や袖口に光沢感のある素材があしらわれ、くるみボタンのついた同素材のインナーを組み合わせられるなど、デザイン性の高い一着。バッグ、異素材のコンビネーションになったパンプスもボルドーで、華やかなワントーンコーディネートです。2019年12月18日、東京都港区・日本消防会館ニッショーホールにて。写真/JMPA/光文社


オフホワイトのセットアップには、違う素材を組み合わせた同系色のパンプスで

 

秋の園遊会にはエレガントで品格溢れるオフホワイトのセットアップで。草木模様が立体的に浮かぶ織り生地が主役です。裾がラウンドにカットされたロングジャケットにミモレ丈のスカートという組み合わせは、上背がある雅子さまだからこそバランスよく着こなせます。パールのアクセサリー、違う素材を組み合わせたオフホワイトのパンプス、お召し物と同じ生地の帽子、バッグなどトータルコーディネートも完璧です。2002年10月31日、東京都港区・赤坂御苑にて。写真/The Asahi Shimbun/Getty Images


オフホワイトのアンサンブルに、ゴールドのパンプスで輝きを添えて

 

ヨルダンのアブドラ国王夫妻とご懇談に。雅子さまは立体感のある織地が美しいオフホワイトのアンサンブルに、ゴールドのパンプスをコーディネート。エレガントで格調高い装いです。2018年11月26日、東京都中央区・マンダリンオリエンタル東京にて。写真/Kyodo News/Getty Images