ミモレにもつねに多くの質問を寄せられるジュエリーの合わせ方や選び方。昨年は生活様式も大きく変わり、ジュエリーとの付き合い方にも変化が。そんな今だからこそ知りたい、ジュエリー選びやファッションとのコーディネート術を大草直子コンセプトディレクターに教えてもらいました。今回は大草ディレクターが信頼する5つのブランドの名品をご紹介します。

”作り手の思いが強く伝わってくるものが私にとって名品です”
ジュエリーは服よりも身につける人に近く、長い年月使い続けることができて、次世代に継いでいけるもの。だからこそ、そこに込められた作り手の思いというものがとても大事だなと思っています。今回ご紹介する5つのブランドは、まさに作り手のメッセージがとても強くあるものばかり。

ミモレでも何度となくご紹介している「ボンマジック」は、私にとって初めて触れた憧れのジュエリー。圧倒的な作り手の愛情が伝わってきます。初めて出会ってからかなり経ちますが、今も変わらず私の定番です。すべて工房で手作業で作っているからこそ、ひとつとして同じものがない「マルコム ベッツ」。早くからユニセックスに使えるジュエリーを作ってきた「ハム」。男性のデザイナーによって生まれるマスキュリンでたまらなく色っぽい「ヒロタカ」。デザイナーのライフスタイルが変わったことでまた新たな魅力が生まれた「ミズキ」。ここでご紹介できるものは限られていますが、ぜひ作り手の思いを感じてみて下さい。

作り手の思いが伝わる!大草ディレクターの”名品”ジュエリー5選


SELECT1
ボンマジックのバロックパールの揺れるピアス

大草直子の“私的”名品ジュエリー5選【ハム、ヒロタカ、ボンマジックなど】_img0
 

ピアス(Kl8YG×Kl8WG×ダイヤモンド×ルチルクオーツ×黒蝶バロックパール)¥140000/ ボン マジック ニットワンピース¥24000/エイトン(エイトン青山)

NAOKO’S COMMENT
ボンマジックのジュエリーは作り手の顔が見え、そこに込められた圧倒的な愛が伝わってくる、私にとって特別なものです。1回目でもお話しましたが、髪を切ったことで私のボンマジックの”定番”が、バロックパールのスタッドピアスから揺れるピアスに変わりました。今つけているのは、ルチルクオーツ、ダイヤモンドとパールを組み合わせたもの。石ってそれぞれに意味があって、ルチルクオーツなら仕事運や金運にいいとされています。だからこそ、朝、直感で選ぶときに何を手にするのかで自分が見えてくることもあり、興味深いんです。
 


SELECT2
ハムのチェーンブレスレット

大草直子の“私的”名品ジュエリー5選【ハム、ヒロタカ、ボンマジックなど】_img1
 

ブレスレット〈右〉(K18YG)¥238000、〈左〉(K18YG×スターリングシルバー950) ¥163800/ハム(エスケーパーズオンライン)

NAOKO’S COMMENT
ハムのジュエリーはオリジナリティがあって、どこにも似たものがない。ジュエリーという小さなものの中でよく世界観を作り上げているなあといつも感嘆しています。随分前からユニセックスで使えるものを提案していて、その受容力の高さやフレームのなさといったら本当に圧倒的。グリーンゴールドを使っていたり、シルバーもヴィンテージ加工が施されていたり、素材が面白いところも魅力です。チェーンのブレスレットは私も長く愛用していますが、Instagramを見てくださっている方からの問い合わせがとにかく多い(笑)。オリジナリティがあるからこそ、どんなものと重ねづけしても合わないものはないし、でもしっかりと存在感があるんですよね。


SELECT3
ミズキのパール付きラリエット

大草直子の“私的”名品ジュエリー5選【ハム、ヒロタカ、ボンマジックなど】_img2
 

ネックレス(14kt×ホワイトアコヤパール×淡水パール)¥320000/ミズキ(エストネーション) ニットワンピース¥24000/エイトン(エイトン青山)

NAOKO’S COMMENT
デザイナーのMIZUKIさん、以前はアメリカの東海岸と西海岸を行き来する生活をされていましたが、少し前から西海岸のサンディエゴが拠点に。その影響なのだと思うのですが、西海岸らしいリラクシングな空気や着け手にゆだねる余地や遊びのあるデザインに変わってきて、また新たな魅力が生まれています。以前のストイックなジュエリーもとても好きでしたが、「どうぞ好きにつけて」と言われているような柔らかさが、今の気持ちにとてもフィットします。今日つけているラリエットもつけ方はさまざま。長くも短くもつけられるし、パールを背中側に垂らしてもいい。ストールのようにただ首にかけるだけ、なんてつけ方もできる。MIZUKIさんのクリエイティビティは本当に素晴らしい!


SELECT4
マルコム ベッツのリング

大草直子の“私的”名品ジュエリー5選【ハム、ヒロタカ、ボンマジックなど】_img3
 

リング(プラチナ×ダイヤモンド)¥1000000/マルコム ベッツ(バーニーズ ニューヨー ク カスタマーセンター) 

NAOKO’S COMMENT
イギリスの工房でひとつひとつ手作業で作られてるからこそ使い続けるほどにどんどん味が出てきます。磨かれて燻したような色になるし、ゴールドは柔らかなものを使っているから、ある意味で傷も味になる。経年変化でもっともっと面白くなっていくし、つけ続けることで自分らしさという価値も増してきます。手作業だから大量には作れないけれど、二度と同じものが生まれることはない、そのぬくもりがあるジュエリーがたまらなく大好き。 カレッジリングも素敵ですし、細いものや半貴石をあしらったものまでバリエーションが豊富で本当に自由自在!


SELECT5
ヒロタカのフォークリング

大草直子の“私的”名品ジュエリー5選【ハム、ヒロタカ、ボンマジックなど】_img4
 

リング〈人さし指〉(K10YG×ダイヤモンド)¥78000、リング〈薬指〉(K10WG×ダイヤモンド)¥92000/ヒロタカ(ヒロタカ 表参道ヒルズ) ニットワンピース¥24000/エイトン(エイトン青山)

NAOKO’S COMMENT
男性がデザインしていることもあって、マスキュリンだけど、女性が付けるとどうにも色っぽくなるんです。指にしずくが落ちたように見えるデザインもとても色っぽいですよね。すごく華奢なデザインですが、メッセージがしっかりと手元に宿っていて存在感もある。たとえば太めのボリュームのあるものと重ねると、そちらが弱くなってしまう。だから、ふたつつけるなら、同じく華奢なものにしました。

まだまだ自由に出かけたりすることのできない日々が続きますが、ジュエリーを身につけることで非日常を運んできてくれるはず。ぜひご自身の名品ジュエリーを見つけてみてくださいね。

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撮影/目黒智子
ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini)
取材・文/幸山梨奈
構成/朏亜希子(編集部)

お問い合わせ先/
エイトン青山 tel. 03-6427-6335
エスケーパーズオンライン tel. 03-5464-9945
エストネーション tel. 0120-503-971
バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター tel. 0120-137-007
ヒロタカ 表参道ヒルズ tel. 03-3478-1830
ボン マジック tel. 03-3303-1880

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