4月に開室したオンラインコミュニティ〔ミモレ編集室〕。開室時から、編集室内で数々の魅力的な文章を書き続けているメンバーの奏kanaさんと悠さん。
〔ミモレ編集室〕で出会った二人は、好きな本を紹介し合う連載企画を立ち上げ、往復書簡として定期的に投稿しています。
そんな二人が感じる〔ミモレ編集室〕の魅力とは?



拝啓 ミモレ読者の皆さん

今日はミモレ読者の皆さんに向けて書いています。〔ミモレ編集室〕を満喫している私と、〔ミモレ編集室〕で出会ったメンバーである悠さんが、編集室で体験したこと・得たものを、皆さんとシェアさせてもらいたいなと思ったのです。

「好きで繋がる」を体感する


私たちの共通点は二つ。

〔ミモレ編集室〕の一期生であること、そして本が大好きだということです。

コロナ禍で嫌でも深まったオンラインでのコミュニケーション。〔ミモレ編集室〕でのやり取りで、お互いの「好きなもの(本)に対する熱量」「発信することへの意欲」を確かめ合った私たちは、編集室内で自主企画を始めました。

その名も、「悠×奏往復書簡」。

 

毎週水曜日、お互いに対して手紙を書くようにブログを更新。本をおすすめし合ったり、小説の映画化作品について意見を言い合ったり……。

「本が好き」という気持ちを真ん中に置いて文章をやり取りしていると、一人で書くのとはまた違う、広がりと発見があることに気付きました。「読書はひとりのものじゃない」という体感が、今、私たちの中に芽生えています。

 


「2020年、楽しかった!」は私たちの誇り


2020年は、世界中の人にとって大きな試練の年でした。新しい生活様式になかなか適応できず、苦しんでいた人も多かったと思います。


色々な立場・境遇の人がいることに敬意を払った上で、控えめに言わせてください。

「2020年、私たちは挑戦を楽しむことができた」と。

 

〔ミモレ編集室〕に飛び込み、ライティング術を学び、沢山のブログを書き、イベントを企画し、自分の軸は何かを模索してきました。

「書き続けるほどにあなたの人生に新しい楽しみが見つかる世界であって欲しい」
(ミモレ編集部 バタやんこと川端里恵さん)

人と関わりながら文章を書くことで、「日々淡々と生きる私たち」から「人と価値観や経験をシェアしながら生きる私たち」に変わっていったように思います。
 

2021年、時代の風に乗るために


「書くというのはたぶん「生きる態度」のことを指すとおもう」
(ライター佐藤友美さんの言葉)

「(書籍編集の仕事には)川に笹舟を浮かべる感覚で携わっていた」
(講談社 川治豊成さんの言葉)

毎月開催される「編集・ライティング講座」で、私たちは沢山のことを学びました。

「奏ちゃんの書いたもの、私が書いたもの、それぞれ自分の心にあるものを反映してるけど、書いたら最後、どう受け止められるかはもう、お任せするしかない。」(悠さんのブログより引用)

うんうん、そうですよね。

読者に思うように伝わらなくて、もどかしく感じることも正直あります。それでも書き続ける、問い続ける。共感されたり、褒められたり、びっくりされたり、深掘りされたり……。編集室メンバーがくれる素直なリアクションで、自分たちの輪郭がくっきりと鮮やかになってくることを知ったから。

「風の時代とは、〝知性・情報・繋がり・思考‘’にスポットが当たる時代であるといわれています。」(yuji「「風の時代」に自分を最適化する方法」より引用)

春から〔ミモレ編集室〕で過ごしている私たちは、「風の時代」のコンセプトをもう自分の中にインストールできている気がするんです。これって、結構すごいことですよね。

 

ミモレ読者の皆さん、〔ミモレ編集室〕では、多様な価値観を持った女性たちが毎日色々なことをお喋りして、互いの「好き」を交換しています。「共有」「繋がる」「軸を見つける」、そんな言葉にピンときた方、私たちの仲間になりませんか?

〔ミモレ編集室〕の詳しい活動内容はこちらから>>

奏さん

皆さんはじめまして。都内で会社員をしている奏(かな)です。雑誌が好きで本が好きで漫画も好き…。子供の頃から筋金入りの活字の虫です。洋服も美容も大好きですが、「ファッションor美容を楽しむ」よりも「ファッション誌or美容誌を読む」方が好きかも?どうぞよろしくお願いします。

悠さん

建築巡りがすきな元図書館司書。周りの誰かと自分自身をcareする人に、寄り添えるような読書空間をつくることが夢。よく歩き、よく転びます。