ベッドから出ている顔の冷たさで目が覚めた今朝。今季一番の寒い朝、とテレビのニュースで知りました。

緑の草原に小豆の牛さんが連なっている景色♡のどかで平和な2021年を願って(とらや製)

時間が経ってしまいましたが、今年のお正月のお料理のことを(備忘録的でごめんなさい)。
今年は簡単なおせち料理を作りました。こんな年があっても良いかもね、なんて思いながら包丁を握りました。

今年の煮物は昨年末に手に入れた山本恭代さんの松の大鉢に。素揚げして甘辛く煮付けた粟の生麩さんが新入りです。ふわふわもっちりで美味しかったです♡

お正月料理に煮物は欠かせません。私の「お正月の煮物」のポイントは”色”です。その素材が持つ色を生かしてあげて、お正月のよそゆき顔の煮物に仕上げます。
白く煮るのは里芋・はす・人参。この三種類は薄口醤油で、里芋とはすは色白に、人参は鮮やかな緋色が出るように仕上げます。椎茸・こんにゃく・鶏つくね・生麩は照り良くしっかり煮ます。今回、人参は柔らかくくせも少ない京人参を使いました。
年末に築地の場外に仕入れに行った時に青物屋さんで、普通よりも大きいから”す”が入っているかも知れないよ、とおまけに一本いただきました。心配していた穴もなく、直径があるので抜き型が入りやすく良かったです。

煮崩れしないようにころんとしたおでぶちゃんのねじり梅です。

はす(蓮根)は1センチほどの薄さに切って酢水にさらします。さらした順に引き上げて皮をむくついでに丸く飾り切りをすればお花になります。家庭料理なのでそこまでは厳密にしないで、はすの穴の周りに幅があって刃を入れやすいところだけを丸く。それでも充分可愛らしく出来上がります。

お花のはすは、お出汁とお酒、お砂糖のみで煮ます。ほんの少しだけ薄口醤油を足せば味に深みが出ます。

お雑煮は、鶏ガラでとったスープのものと昆布でひいたお出汁だけのお精進と、白味噌のものをいただきました。

元日のお雑煮です。お椀にお餅がくっつかないように、お餅の下に薄く輪切りにしたお大根を敷いてあります。同じ京人参ですがこちらは口あたりの良いように薄く切って梅型に抜いたものです。

この写真は鶏スープにかしわ入りの定番!お雑煮は地方色+そのご家庭独自のカラーが現れる奥の深いお料理だと思います。みなさんがどのようなお雑煮を召し上がっているかがとっても気になります⭐︎

 


【おやちゃい通信~お野菜に関してビギナー(赤ちゃん)同然の私が「おやちゃい」の気づきをちょこっとメモします】

おがくずから拾い出した百合根です。黒くなっているところは包丁でこそげ落とせば大丈夫。

扱いにくいかなと敬遠しがちな百合根ですが、ちょっとの手間でお料理にもお菓子にも使える万能お野菜です。洗って一枚ずつはずし花びらのようにしてお砂糖を加えたお湯で軽く茹でます。そのまま保存容器に入れて冷蔵庫に、お料理やお菓子(特にゼリーなどのぷるぷる系!)の上に花びらを散らすように添えると素敵です。百合根は風味にくせがなく和洋中何にでも合うので重宝です。ぜひ試してみてください♪

小さな御重のおせち料理の上に、白い百合根の花びら。見えますでしょうか?

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