2021年、本格的に「風の時代」がスタートしました！ 古くなった価値観をリセットして、新しい時代の風に乗り始めている人も多いと思います。「風の時代」の参考書として話題の、星読みヒーラーyujiさんの新刊『「風の時代」に自分を最適化する方法』（講談社刊）は、電子書籍と併せて現在6万部を超えるベストセラーに。新時代への気づきと行動変容を促してくれる本書から、今回は「風の時代の人間関係」について教えてもらいます。
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「リアルな繫がり」に「デジタルな繫がり」がプラス
人間関係。
人生できっと誰もが一度や二度は悩んだことがあるところかと思います。
今までの人間関係、土の時代の終わりまでの人付き合いは〝場所と血縁〟に由来するものでした。例えばわかりやすいところでいうと、会社という場所、住んでいる自治体、地域、地区という場所、血縁関係、戸籍上などの〝繫がり〞。
それら全ては、生まれや育ちに関係するものや自分がフィジカル（物理的・肉体的）に絡みがある人たちとの関係のみに根ざしたものだったように思います。
いわば、安定＞自由の世で、自由を優先したい人はどうしてもいいポジションや役をもらえないようなこともあったのかもしれません。
そして、これからの風の時代の最大の特徴は、〝リアルな繫がり〟に、〝デジタルな繫がり〟がアドオンされたものであるということです。
今までは場所・血縁という〝リアル〞な繫がりや縛りの中にいる人たちでコミュニティを形成していたものが、今はSNS、ブログ、オンラインサロン等々を使うことによって、いくらでも〝自分にとって居心地のいい場所〞を見つけることができるようになりました。いわば、先の例を使うのであれば、安定＜自由とすらいえるものです。
これからは〝生まれた場所・会社組織・血縁〞等に縛られるのではなく、心地いい場所を〝意識的〟に見つけることができる時代です。
デジタル社会のなかでの愛・仕事・人との繫がり
人が社会を生きていくと、子供のこと、パートナーのこと等で環境を変えざるをえなくなったりもするでしょう。
ただ、今までのリアル一辺倒の時代には〝土地〞〝場所〞の制約というものがあり、それが自分に合う居場所を見つける上でのネックになっていました。
でもこれからは違います。
リアルなものに加えて、デジタルで繫がれる社会があります。
そして、なんなら〝リアルな繫がり〞の負荷を最大限に減らして、デジタル社会のなかで愛・仕事・人との繫がり等を求めることもできるのです。
インターネットを使えば仕事も可能ですし、なんなら一歩も家の外に出ずとも（不健康かとは思いますが）、宅配・デリバリーフード等で〝買い物〞も〝食事〞もできますし、すべてまかなうことができてしまう！そうなれば、果たして〝ドアの外の世界〞に求めるものは、「駅近！徒歩数分！」なる世界観でしょうか。「スーパー・コンビニが近くにあること」でしょうか。
今後、人が住まい・住環境に求めるものも風の時代の到来に連動して変化してくるはず
です。
ネット・情報、そして多少の勇気があれば、〝閉塞的〞だった、場所固定型になりがちだった土の時代の最大のレガシーともいえる〝定住〟と決別することも可能です。
〝枠の中での生活〞からの解放すら自らの手で行うことができてしまう。
なんともすごい時代の変化です。
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