キレイな歩き方は美人の条件のひとつ。せっかくダイエットしても、歩き方がヘタなせいで、その成果を発揮できないなんて残念。では美人に見える正しい歩き方って？ 理学療法士の山口光圀先生に教えていただきました。
「まずは両方の膝がまっすぐ進行方向に向くよう意識してみましょう。つま先ではなく膝がしらを正面に向けるイメージです。視線は４～５メートル先くらい。まっすぐな足運びを習慣にするとふとももの筋肉が正しく使えるようになりますよ」
なるほど。日常で歩くことそのものがエクササイズとなり、歩けば歩くほど引き締まるってことですね！「歩くときには後ろの脚をしっかり伸ばした状態をできるだけキープ。そしてしっかり地面を蹴って歩くのがコツです」と山口先生。でも実際、正しくできているのかちょっと不安…。そこで頼りになるのが正しい足運びをサポートしてくれる「ふとももウォーカー」なのです。
普段使われにくいふともも内側の筋肉を、効率よく使えるよう開発されたワコールの「ふとももウォーカー」は、着用することで「歩く」をサポートするアンダーウエア。
さっそく着用して1時間のウォーキングに挑戦してみました。うん。たしかにすっと脚が前に動く感じ。山口先生が語っていた「後ろ側の脚をしっかり伸ばし、からだ全体を前方に押し出していく感覚」というのが自然にできている気がする！ ふともも部分に伸縮するように織られている2本のラインがテーピングを巻いているようなサポート力で脚を正しい方向に誘導してくれるそう。この伸縮するライン部分の生地が伸びたときに、逆に反発する力により縮めようとするので、ふとももが外や内に向きすぎるのを防いでくれるのです。
薄い素材なので普段着の下に着けてもまったく気にならないのもうれしい。ふとももがきゅっとなる感覚はありますが、イヤな圧迫感はありません。これなら毎日つけて、こっそりエクササイズすることも可能です。
「歩く」という日常の動作を、ふとももの内側の筋肉を使うことで「エクササイズ」にしてくれる「ふとももウォーカー」。もしかしたら「食べ歩き」だって、エクササイズにしてくれるかも‼ 食欲の秋には必需品なアイテムです。
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PROFILE
間庭典子／フリーライター。取材をきっかけに走りはじめ、ランニングやゴルフなどウェルネス関係の分野でも活躍。