泣いても怒っても子どもと自分の「そのまま」を受け容れる
「こんなに一生懸命、私だってやっているのに」
日頃、親は、本当に一生懸命やっています。一生懸命だからこそ、疲れ果て、追い詰められ、イライラし、怒りが爆発します。
このイライラ怒りのループから抜け出すために最初に必要なのは、「自分を受け容れる」ことです。つまり、疲れ果て、追い詰められ、イライラし、怒ってしまった自分、疲れすぎると感情がコントロールできなくなる自分、現状を受け容れられないと感じている自分を「そのまま」丸ごと受け容れること。
その次に必要なのは、「子どもを受け容れる」ことです。泣く、怒る、理不尽なことを言う、すべて「そのまま」の子どもを受け容れることです。それは、子どもの言うことを全部聞くべきだとか、野放しにする、とか子どもの召使のようになれという意味ではありません。
「受け容れる」とは、積極的かつ能動的な行動です。諦めでもなく、仕方ないから受け容れる、という消極的なものでもありません。その後、子どもの行動と本質を調和させていきます。
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