先日行なわれたゴールデングローブ賞授賞式。そこで今年いちばんのベストドレッサーは誰だったと思いますか? 答えは、今回『Cake』で助演女優賞にノミネートされていたジェニファー・アニストンでも、いつものようにオッパイ半見えせくすぃドレスでがんばってたJ.Loでもなく。ジョージ・クルーニーの新妻、アマル・アルマディンだったのです。メディアでの報道を見ていても、注目度も賞賛の数も、彼女が断トツのぶっちぎり1位。
アルマーニのブラックタキシードを着たジョージにエスコートされた彼女は、ディオールのワンショルダードレスに白いロンググローブという出で立ち。その優美な姿は、まるでアラブのお姫様のようでした。やっぱどんなにおしゃれしたって、イイ男を従えてる女性にはかなわない、ってことなのかしらね。今のアマルには、一流ハリウッド女優たちがどんなに駆け込みエステで美貌を磨いても太刀打ち出来ないような、もんのすごいオーラがあるみたい。だって今回のゴールデングローブ授賞式は、完全にアマルが主役だったもの。
一体アマルが何者なのかってことを、ここで簡単におさらいしてみましょう。彼女は’78年生まれ、レバノン出身。オックスフォード大卒で、人権活動の弁護士として国際的に活躍するキャリアウーマン。実家はアラブ系大富豪のお嬢様と言われています。ひと言で言えば、出自も知性もキャリアも美貌もパーフェクト。いい女たちと浮き名を流して来たジョージでさえも、授賞式スピーチで「君の夫であることを誇りに思うよ」ってデレデレしちゃうくらい、魅力的な女性なのですよ。
しかーし!! ヴェニスで挙式したときの、旅行中常に完璧だったアマルのルックス。連日ステラ マッカートニーなどのハイブランドの洋服を、キメすぎでもなくラフすぎもせず、ちょうどいい感じに巻かれた髪の毛で着こなしていたあの裏には、一流のヘアスタイリストやメイクアップアーティストたちが暗躍(!?)していたとの情報が。水辺で湿度が多いヴェニスであのゴージャスヘアを保つため、特にヘアさんが苦労していたとか。恐らくはあの衣装たちも、一流スタイリストが最新コレクションの中から選んでいるはず。もちろん、今回の授賞式だってそのはず。——要するに、英国王室のキャサリン妃のように、お付きの一流スタッフたちが、彼女のエレガントなイメージを作り出すためにひと役買っているってこと。そこに新婚さんの幸せオーラが加わって、あの輝くような美しさと存在感が生まれているのですね。元々美人な上に、いろんな付加価値まで手に入れちゃって(特にジョージの妻の座)、なんだかズルい!! とりあえず元の外見は今からそんなに変えられないとしても、取り急ぎジョージのように、女性を完璧にエスコートしてくれる素敵な男性でも探してみますか。
そんなワケで、完全にハリウッドの新・おしゃれアイコンとなったアマルから、今後も目が離せないのであります(あ、なんか怒り新党っぽい終わり方)。
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