輝く40代ができていること2:性格がさっぱりしていて、人を許せる


40代以上生きてきたら、色々なことがあるもの。なかには、大きな挫折や裏切りを経験している人もいるものです。
老け込んでしまう人ほど、そういった“残念な出来事”ばかりを根に持って、人生を積み重ねてしまいます。だから、いつまでも挫折した時のことを悔やんでいたり、裏切った相手のことを恨んでいたり……。それでは、歳を重ねるほど、人生に絶望し、どんどん性格が暗くなっていってしまいます。

輝いている人は、常に「今」を大切にしているから、嫌な過去の出来事は水に流します。過去に引きずられて、今も気分が悪いのは、もったいないことですしね。それに、「色々あったけど、あのときに学べたことがあるから、今の自分がいるのだ」と思えるのです。
そして、失ったものに対しては、執着しません。執着したって戻ってこないものは多いですしね。だったら、自分の心がモヤモヤするような考えは捨てて、キレイさっぱり、新たな気持ちで進みます。

自分を裏切った相手に対しても、恨み続けません。相手に対する恨みつらみの思いというのは、「自分の内側を攻撃してしまうこと」を知っているからです。人を恨んでいて「楽しい!」という人なんていないですしね。
もちろん、よほどひどいときは、法的な手続きをとったほうがいいこともありますが、そこまでではないときは、「あの人は、あんな方法しかとれない弱い人だったんだな」と思って、同じ土俵に乗らないようにします。そして、敢えてそんな人のことは考えないようにする……というか、もっと楽しいことを考える機会を増やして、嫌な記憶を薄めていくのです。

人の悩みの多くは、「人間関係」だといわれます。それだけ精神的な打撃を与えるものだからでしょう。それもあり、嫌いな人、憎んでいる人が多ければ多いほど、人は苦しみます。
逆を言えば、嫌な人が少ない人のほうが、楽しく生きられるもの。だから、輝く女性は、残念な人とは距離を開けます。
逆に、付き合っていかなくてはいけないような相手の場合は、相手に欠点があろうと、「“そういう人”なんだ」と思って接し、相手の欠点が直ることを期待しません。むしろ、自分がその人と関わっていくのであれば、それをフォローできる自分になることを心がけます。そのほうが自分のストレスを貯めないでいられますしね。
そう考えると、理想にばかりこだわらず、色々なことに「寛容」になることも、ストレスをためずに輝ける秘訣なのかもしれませんね。

次に紹介するものは、“簡単なこと”ではあるけど、意外と多くの人がやろうとしても、できないことです。