ピンクとブルーも、
グレーが中に入れば仲良くなれる!

東京は、朝、びっくりするほどひんやりした空気に包まれていました。札幌にお住いの読者さんからは、秋を通り越して冬になった――とのお便りが。
冬ですね……。季節と季節の間の、気温が変わる一瞬、結構好きです。


ちょうどこんな時期にぴったりの、エンフォルドのコートを着て出かけました。(ごめんなさい、2年前のものです)写真では、ベージュに映っていますが、薄いピンク。そして、インナーのニット、スカートはブルーです。私の場合、パステルカラー同士を合わせることはありませんが、この2色はたっぷりグレーを含んでいるので、今日は合わせてみました。グレーが仲介して、2色をつないでくれる――みたいなイメージでしょうか。

このグレイッシュ、というのは私の中で何かを選ぶときにとても重要で、カーキやネイビー、そしてベージュを選ぶときにも、必ずグレーが含まれているものにしています。そうすると、スタイリングがしやすく、バッグやシューズだけが浮いている――なんてことも避けられます。今日のバッグも、グレー寄りのネイビー。シューズは、色がきちんと出ていませんが、ブルーグレーの本体にボルドー色のつま先です。

着ていて安心できて、スタイリングしやすく、そして赤みや黄みがないから日本人に合う、そんな理由でグレーを信頼しています。と、ちょっとグレーの話、多いですかね(笑)??

大草 直子

  • 全身で見ると、こんな感じです。黒を入れないことで、「着ている色」と「自分」の距離がうんと縮まる気がします。
  • 先週末、表参道の駅すぐ近くに路面店をオープンした、ジュエリーブランド、ベルシオラ。このサークルのネックレス、欲しい~~♡
Today's pickup

カシミヤのニットとスウェードのスカート、ウールのコート。これにタイツが入れば、「肌心地」も冬仕様に!

CREDIT :

コート/エンフォルド
ニット/ギャルリー・ヴィー
スカート/ウィム ガゼット
サングラス/ディータ
バッグ/ルイ・ヴィトン
パンプス/マノロ ブラニク