いい恋愛をするために大切なこと3:結婚するには、色々なハードルがあることを理解する
シングルマザーが結婚するとなると、さまざまなハードルが出てきます。まず、一番ありがちなのが、「子供が、結婚を嫌がる」パターンです。この場合は、残念ですが、結婚はやめたほうがいいでしょう。
もちろん、恋人と子供の関係を良くする努力をしつつ、それでも難しいときは、子供のほうを優先させたほうがいいです。なぜなら、子供が成人するまでは、「子供の幸せは、親が守らなくてはいけない」からです。
この場合は、“子供の犠牲になる”なんて考えは捨てなくてはいけません。なぜなら、子供にとっては、「嫌いな人が父親になる」のは、人生において大きな問題だからです。
ただし、子供が成人している場合は、何度も話し合い、双方で折り合いをつけていくことは大切です。場合によっては、「親子の縁を切って、結婚する」という話にまで発展することもあるかもしれませんが、そこまでしても相手と結婚したいという思いがある場合は、もう子供が成人になるまで育て上げたのだから、母親も自分の幸せを考えて人生を歩んでもいいでしょう。
また、恋人が「自分との血のつながり」にこだわる人の場合も、結婚は諦めたほうがいでしょう。血縁にこだわる人と結婚してしまったら、“元夫との子供”を苦めることになりますしね。
さらに、恋人は血縁を気にしなくても、「彼の両親など、家族や親戚が反対する」といった問題が起こる可能性もあります。結婚となると、2人だけの問題ではなくなるので、これは「彼がどれだけ家族や親戚を説得できるか」に尽きるところはあるでしょう。
ただ、よほど財産がたくさんあって、由緒正しき家系の息子でない限りは、月日が経ち、彼の両親、親戚が年老いて、他界したら、反対する人がいなくなることもあるもの。それまでは籍を入れずに同居だけする方法もなくはありません。
ただ、それができるかどうかは、2人がどれだけ長いスパンで物事を見られて、お互いに「自分のパートナーは、この人でなければいけない」と思えるほどの愛情があるか、にもよります。
シングルマザーの場合は、恋愛よりも結婚にこだわる人は意外といます。そういう人は、「子供(特に男の子)には父親が必要だ」だと考えがちです。でも、必ずしもそうとは限りません。むしろ母子家庭で育ったからこそ、たくましい大人になっていく素敵な男性も少なくないからです。もちろん女の子も同様です。「母親を守りたい」という気持ちが心の強さとなり、自立した人間になる可能性はあります。だから、母親としては、子供たちに“自立した姿”を見せることのほうが重要かもしれません。
自立することは、人間が精神的な成熟をする上で大事なことです。だから、シングルマザーに限らず、誰もに重要なことなのです。
逆を言えば、自立をしていないと、「“相手を利用して”、自分が幸せになろう」としてしまいます。そんな状態では、相手に対して、本当の愛情を与えることはできません。だからこそ、きちんと人を愛せるようになるためにも、自立をすることが必要不可欠なのです。
ここまで、「シングルマザーの恋愛」について紹介してきました。シングルマザーであることで、恋愛、結婚をするハードルは高くなるにも関わらず、子供のためにも、さらに理想を高く持って、“人格が優れた人”を選ぶ必要があります。
慌てて残念な相手をつかまえないためにも、まずは自分自身が“精神的にも経済的にも自立した人間”になったほうがいいです。そのほうが、「類は友を呼ぶ」ように、素敵な男性と縁ができやすくなることもあるでしょう。
1人で子供を育てながら、イキイキしているシングルマザーは、独身の女性以上の大きな輝きを放っていることがあります。
だから、シングルマザーであることに悲観することなく、そんな輝いている自分を「素敵だ」と言ってくれるような“見る目のある男性”をパートナーに選ぶようにしたいものですね。
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