今年一番の怪作キター!恩田陸さんの『灰の劇場』がすごい【真夜中の読書会】_img0
 

こんばんは。編集・川端です。「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室」第54夜をお届けします。

今夜のお便りは、ペンネーム・マッシュルームLOVEさんからいただきました「以前にミモレのブログかインスタライブで、年に1冊くらい痺れるくらいガツンとくる小説に出会うとおっしゃっていたのが印象的でした。最近、そのような小説はありましたでしょうか」とのご質問にお答えします。

はい。「今年一番!」ともう言っちゃってもいいと思う小説に出合いました!
恩田陸さんの最新刊『灰の劇場』です。

飛び降り自殺をした40代の女性二人。彼女たちは大田区のマンションで同居をしていて、元大学の同級生だったことが判明します。実際にあった心中事件をモデルに描かれたこちらの小説。

二人の“真実”とは? 実際の事件をモデルにした小説とはいかに描かれるのか?

小説を読む楽しみをあらためて考えさせられる、とても仕掛けとたくらみに満ちた小説です。
 

<今夜のトークテーマ>
・帯から想像する物語、裏切られる読者の私
・ノンフィクションかフィクションかエッセイか
・女同士、同級生と大人になって同居するっていいな
 

 


【第54夜】今年一番の怪作キター!恩田陸さんの『灰の劇場』がすごい


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<次回>
4月21日(水)22時配信予定

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撮影/塚田亮平

 

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