誘われる人生が“縁”への第一歩


「縁」が運に大きく関わってくるものだとしたら、「誘われる人生になる」ことも大事なことかもしれません。SHOCK EYEさんは、「誘われる人生になる秘訣」についても著書の中で伝授しています。

「『買い物に誘われる』『食事に誘われる』『遊びに誘われる』、断るなんてもったいない。
誘いに乗って飛び込んだ先には、出会いや新しい体験が待っていて、それが大きなターニングポイントになる場合がある。だから『誘われる』ことは特別なことだって考えたほうがいい。

 

僕にとっての人生の転機も、たいてい『誘われる』ことから始まっている。
あまり誰かから誘われない人は、仲間外れにされているんじゃないかと心配になるかもしれないけど、きっとそんなことはない。たまたま僕が、人より誘われやすい流れをもっていたんだと思う。
ジャマイカ行きやレゲエとの出合い、湘南乃風結成のきっかけになったミックステープへの参加、ポルノグラフティの新藤晴一くんと組んだ『THE 野党』での音楽活動、『歩くパワースポット』としてのテレビ出演など、どれも誘われたことがきっかけだ。」

 

では、人から誘われるようになるにはどうすればいいのでしょう? 著書の中で、SHOCK EYEさんは次のように語っています。

「誘われたかったら、『何かあったら声をかけてね』と宣言しておくとか、こちらからもたびたび誘いをかけて、『誘い、誘われる』ようなお互いさまの状況にすることも大切だ。絡みやすい人物だと思ってもらうために、すぐに相手を否定しないことも大切だろう。それだけで誘われる確率は格段に上がる。
ただ、これは一般的な考え方だ。
僕は自分の好き嫌いを周りに伝えることを大事にしていた。
好き嫌いがはっきりしている自分を知られていれば、しかるべき相手から声がかかる。めちゃくちゃ絵を描くのが好きなら画家や漫画家を目指す仲間から声をかけられるだろうし、勉強が得意なら特待生として学校に迎えられる可能性もある。運動が得意ならスポーツに関する誘いを受けるだろう。」