更年期で髪質が変わってきたようです。対処法はありますか?
髪や頭皮をよい状態にキープすることを考えて!
更年期と髪には密接な関係があります。女性ホルモンの一種であるエストロゲンには髪を成長させ保持する働きがあります。女性ホルモンの分泌量がピークを迎える20代後半はほとんどの人が髪の状態は良好。髪のハリ・コシやボリュームも十分です。30代になると女性ホルモンは徐々に減少し始め、髪もうねりが出はじめます。これは髪が乾燥しやすくり空気中の水分を含んでしまうためです。
更年期を迎える40代~50代になると女性ホルモンの分泌量は急激に低下し、髪のハリ・コシがなくなる、髪の毛が細くなる、髪がパサつくなど髪質が低下し、閉経後はその変化がより顕著になり薄毛が目立ってくることもあります。
対処法としては、女性ホルモンのバランスは生活習慣によっても崩れてしまいますので、ライフスタイルを見直してみましょう。質の良い睡眠、栄養バランスのよい食事、ストレスを溜めないことが大切です。また女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが多く含まれる大豆製品、ピーナッツ、ひよこ豆等の豆類を摂るのもおすすめ。さらに年齢と共に頭皮環境も変化しますのでヘアケアアイテムを見直し、ご自分の頭皮にあったヘアケア製品を使用してください。
明日は、「頭皮と髪に良い生活習慣」についてお答えいただきます!
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