カール ドノヒューのムートンに
惹かれる理由
リッチで暖かな素材とリッチ感。ムートンコートは、自分自身で着るのも、撮影用にスタイリングするのも、とっても大好きなアイテム。自分でも何枚か所有していますが、どうしても重たかったり、もしくは曖昧色好きの私のワードローブには、色が強すぎたり――と、しばらく遠ざかっていたのですが、今年は新たなムートン元年を迎えそう♡
それは、イギリス人デザイナー、カール ドノヒュー氏との出会いから。
いくつかのプロジェクトをご一緒させて頂き、ご本人からも商品説明などを受けているうちに、えいっと清水の舞台から飛び降りていました(笑)。
ミルク色のノーカラーのコート。この幸福感は、やはりムートンでないと! ということで、雨の日やロケがある日はもちろん着ないつもりでオーダー。
一見、太って見えるかなあ、と心配だったのですが、着てみたら全然! 上質なレザーやファーを使ったアイテムを、ブランド創業(今年でなんと20年!)以来扱っている彼ならではの、まるで布帛のようなフォルムは、細身で美しい♡
傷や汚れがあると濃色に染めてしまうため、彼のプロダクトの代名詞でもある、「何色と表せない、繊細な色」も、カールのムートンに惹かれた理由です。本当に素材にこだわり、多くのタンナリーと言われるなめし工場とタッグを組んでいるからこそ。合わせる服のトーンも明るくして、優しい色のグラデーションを楽しみたいと思います!
実物をご覧になってみたい方は、ちょうど今週末から、各所でポップアップストアやカール本人が来日してのトランクショーがスタートするようなので、ぜひ♡
<ポップアップストア>
■BARNEYS NEW YORK 銀座店 10月30日(金)~11月23日(月)
■VULCANAIZE LONDON 心斎橋店 11月13日(金)~11月23日(月)
<デザイナートランクショー>
■STRASBURGO 東京ミッドタウン店 11月3日(火)14:00~17:00
「一生もの」と言う言葉はあまり使いませんが、ムートンやファー、レザーは別。着る度に、自分のボディラインになじみ、そして色が深みを増していくから、長く大切に着たいと思います。
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