あなたの自己肯定感を低くしている原因は?


オレンジさん、ご相談ありがとうございます。
恋愛体質ということですが、恋愛以外にも目を向けようと努力され、習い事も続けられていて、自分を変えようと努力されているアグレッシブな一面もお持ちで、望んだ仕事にも就けているなんてとても素敵な方だと思いました。

 

気になるのは、「私は自己肯定感が低い」と書かれているところです。原因については特に語られてはいませんが、自己肯定感とは幼少期に育まれるところが大きいと言います。育ってきた環境に何か思い当たることはないでしょうか? たとえば、テストで98点をとったのに「なんで100点じゃないの?」と頑張りを認めてもらえれなかったり「◯◯ちゃんはこうだけど、あなたはこう」とずっと比較をされてきた……などの、経験はありませんか?

自己肯定感が低くなるという事にどういうきっかけがあったのかはわかりませんが、おそらく幼少期の環境に何かがあったのかと想像します。そして、過去に恋人ができたときに初めて自己肯定感を得られたような感覚になったのではないでしょうか。「好きだ」「かわいい」と言ってもらえたり、束縛されたりやきもちを焼かれたりすることが、「だれかにありのままの自分を必要とされた」という経験になったのではと推測します。

そのように、「だれかに求められた幸せ=自分の幸せ」だと認識すると、常にだれかに求められている感覚=恋愛していないと不安に襲われたり、虚無感に襲われたりすることも……。だれかに認めてもらうことが自分の存在意義になると、嫌われたくない気持ちが先立ってしまい、彼氏に合わせようと自分のイエスノーが言えなくなることも……。恋人との交際が長く続かないというのも、相手に嫌われたくない思いで、自分を見失いがちになるなどの問題があるような気がします。

今回は、「自分軸を持って、人は人、自分は自分と思える強い人になりたい」ということなので、「自分を愛する」ということについてのお話をさせて頂けたらと思います。