お元気ですか。
ここ最近で、一番嬉しいニュースが演劇界を駆け巡りました!!
新宿のシアタートップスが本多グループで復活!!
新宿の紀伊國屋書店の裏あたりにある、客席数150くらいの小劇場なのですが、アクセスも良くて、大きさもちょうど良くて、とても好きな劇場でした。
今やかなりの大劇場劇団な劇団☆新感線も、東京初進出公演(1988年)は、ここシアタートップス!
三谷幸喜率いる東京サンシャインボーイズもシアタートップスでの公演が多く、2009年の閉館の時には、30年の劇団休止期間を破って、復活公演が行われました(1994年『東京サンシャインボーイズの罠』公演を最後に、30年間の充電期間中です)。
東京サンシャインボーイズの休止が明けるのは2024年! あと3年後です!! ほんとに復活するのか、シアタートップスも復活するので期待が高まります!
さて、今回のオススメは、イキウメの『外の道』。
イキウメは、オリジナルのSF作品で、“公演すれば受賞してるんじゃないか”ってくらいの受賞歴。各方面で評価が高く、『散歩する侵略者』などは映画化もされているので、演劇好き以外の方もご存知かと!
『外の道』は、本来は2020年5月上演の予定でしたが、一年延期となり、ワークインプログレス、スピンオフ公演を経て、満を持しての公演です!
近年は、ゲストに女優さんを迎えていますが、今回は池谷のぶえさんが!
もはや敵なしなのぶえさん、イキウメでも楽しみです!!
そしてもう一本! 『キネマの天地』。
新国立劇場の演劇芸術監督である小川絵梨子さんが、どうしてもやりたかった作品の一つという『キネマの天地』。
山田洋次監督の映画で有名ですね。
この映画の続編として、井上ひさしによって書かれた舞台版がこちら。
映画の設定だけを引き継ぎ、劇場で起きた殺人事件をめぐる推理劇になっています。
話はそれますが、これまで会った女優さんの中で誰が綺麗だった?と聞かれることがあります。そりゃ綺麗な方は山ほどいらっしゃいますが、この方の美しさは特別です。それは、高橋惠子さん!
お若い頃から美しいですが、年を重ねて更に輝きが増しているように思います。
惠子さんほか、鈴木杏さん、趣里さん、那須佐代子さんが、四人のスター女優たちを演じます。
拝みに参ります!!
私の出演する劇団動物電気も間もなく始まります!色んなことを一時忘れて、笑いに来ていただけたら!!
動物電気2021初夏公演「肉のマサオカ ~商売繁盛記!~」
ではまた再来週に!
<今回ご紹介した舞台>
イキウメ『外の道』
偶然同じ町に住んでいることを知り、二十数年ぶりに再会した同級生の寺泊満と山鳥芽衣。二人には盛り上がるような思い出はなかったが、語り合ううち、互いに奇妙な問題を抱えていることが分かってくる……。
■日時: 5月28日(金) ~6月20日(日) シアタートラム
■会場:シアタートラム
■チケット料金(全席指定・税込):一般6000円
■作・演出:前川知大
■出演:浜田信也 安井順平 盛 隆二 森下 創 大窪人衛 /
池谷のぶえ 薬丸 翔 豊田エリー 清水 緑
※6月26日(土)、27日(日)サンケイホールブリーゼ、7月3日(土)穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール、7月11日(日)北九州芸術劇場 中劇場にて公演あり。
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人を思うちから 其の参 『キネマの天地』
映画出演のために集められた、日本を代表する四人の女優達が巻き込まれる、殺人事件をめぐる推理喜劇。どこまでが真実でどこからが虚構なのか……。笑いをあちこちに散りばめながら、人間を魅了してやまない「舞台」の世界を描き出す。7名の実力派俳優たちによる演劇賛歌の物語。
■日時:プレビュー公演6月5日(土)・6日(日) 本公演10日(木)~27日(日)
■会場:新国立劇場 小劇場
■チケット料金(全席指定・税込):プレビュー公演A席5500円、B席2200円 本公演A席7700円、B席3300円
■作: 井上ひさし
■演出:小川絵梨子
■出演: 高橋惠子 鈴木 杏 趣里 那須佐代子
佐藤 誓 章平 千葉哲也
詳細&チケット購入はこちらから>>
構成/神山典子
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