死別の乗り越え方2:死んだら終わりではない、と思えたら、幸せな気持ちになれる


「死んだら終わり」だと思っていると、大切な人の死は絶望に値するものですが、実は、魂の存在として、新たな世界で幸せに生きているのだとしたら、どうでしょうか。

 

これは話半分で聞いていただきたいのですが、私は、おばあちゃん子だったので、祖母がなくなったときは、「自分にとって、一番の人生の味方がいなくなった」と思うくらいに悲しい気持ちになりました。
でも、あるとき、霊とコンタクトがとれるという女性に見てもらったら、祖母でしか知りえないリアルな話が色々と出てきて驚いたことがあります。
そのとき、祖母は「今は、とても素敵な場所にいるから、心配することない」と言っている、とのことでした。人は死んだあと、“想念の世界”に行くと言われていますが、そこは自分が思ったことがすぐに実現されるようなのです。だからなのか、結構、快適に過ごしているようなんです(笑)。

また、私の友人は、パートナーを失ったのですが、彼女も霊とコンタクトをとれる人に見てもらったら、彼は生前、ある外国の秘密について調べていたようなのですが、今は魂の存在になって、自由自在にその場に行けるようになり、現場を覗けるようになったので、長年の謎が解け、楽しく過ごしているそうです。
それだけでなく、彼が亡くなってから、彼女が長年悩んでいた複雑な家庭の問題がすんなり解決したのです。亡くなっても、彼女のことを守ってくれているんですよね。私もその故人のことは知っていたので、「彼らしいな」と思ったものです。

このほかにも、手術中に臨死体験をした人が、待合室で手術が終わるのを待っている家族の様子を上から見ていて、生き返った時に確認したら、その通りだった、なんてケースも。
だから、「人は死んでも、魂として存在する」のだと考えてもいいのかもしれません。もちろん、信じるも信じないも、あなた次第!ですが。

死は他人事ではなく、私たちにもいずれ訪れるもの。でも、私たちは、日ごろ、自分の死を意識していないことが多いものです。
だから、身近な人の死は、私たちにむしろ「どうやって生きていくのか」を考えさせてくれるきっかけになるのです。