50代になっても輝いている女性もいれば、逆に、人生を諦めがちになってしまう人もいるもの。50代でも魅力的な女性でいるために、今のうちにやっておいたほうがいいことは何でしょうか。
・50歳になる前にやっておきたいこと1:心身のメンテナンス
・【漫画】50代で輝くために40代で手放したほうがいい「意外なもの」
・50歳になる前にやっておきたいこと2:本当に好きなものを見つける
・50歳になる前にやっておきたいこと3:不必要なものを捨てる
50歳になる前にやっておきたいこと1:心身のメンテナンス
歳を重ねるほどに実感するのは、「体は資本であり、心身の健康こそが重要である」ということ。若い頃のまま無理をし続けていると、体にガタがきてしまうものです。
どんなに仕事がたまっていても、「休むのも仕事のうち」と思って、日ごろから自分の心身のメンテンナンスをきちんとすることが大切です。
加齢とともに心と体に変化が訪れるので、普段から、「自分の心と体の声をきちんと聞く」ことが大事。そのためにも、1人で静かに過ごせる時間を1日15~30分でも持つようにするといいでしょう。
家に帰ると家族の世話が待っている場合は、帰り道にカフェでコーヒーを1杯飲むだけでも、随分、違ってくるものです。
また、外で働いていて、疲れがたまっている場合は、よほど自分が出社しなければ仕事が回らない、というような日でなければ、たとえ風邪をひいていなくても、仮病を使って休んだほうがいいことも。「ズル休みは良くない」と思いがちですが、体力を回復させて病気を未然にふせいだほうが、病気になって急に仕事を休んだり、そのあとも完治していないまま出社しなくてはいけなくなったりするよりも、結果的に仕事の効率はいいですしね。
そして、女性にとって、50代になると大きく変化すると言われているのが、女性ホルモン。日本産科婦人科学会によると、日本人の平均閉経年齢は、約50歳とのこと。女性ホルモンの分泌がなくなると、それまでの“女性ホルモンによる健康サポート”がなくなり、「骨粗鬆症リスクが高まる」「太りやすくなる」「頭髪の減少」「シミ、シワが増える」などが起こりやすくなるもの。だから、今のうちから「体の調子を整えること」は習慣づけておいたほうがいいでしょう。
実は、シワの深さは「骨密度と関係する」のだとか。だから、健康だけでなく、美容のためにも、骨密度は上げておいたほうがいいのです。とはいえ、そんな難しいことをしなくても、「天気のいい日は外に出て、日光を浴びる」だけでも随分、違ってくるでしょう。
また、かかとに刺激を与えることで、若さをつかさどる骨ホルモン「オステオカルシン」が増えるので、「かかとを落とす運動」をするといいでしょう。やり方は簡単。背筋を伸ばして立って、かかとを上げては落とすという運動を1日30回するだけ。これなら、続けられそうですよね。
また、体を健康に保つためにも、体の仕組み、そして医療のことを知っておく必要があります。例えば、私たちは風邪をひくと、すぐに薬を飲もうとしますが、実は、「風邪を治す薬」というのは、存在しないそうです。
薬剤師・栄養学士の宇多川久美子さんの著書『薬が病気をつくる』(あさ出版刊)には、こういったことが書かれています。
<咳の薬はあくまでも「咳止め」であって「咳治し」ではないのです。鼻水や熱の薬も、ただの「鼻水止め」「熱冷まし」。風邪薬は、症状を生んでいる原因を撃退してはくれないのです。
(中略)
咳も鼻水も熱も、ウイルスと戦い、排除しようとしている体の免疫反応にほかなりません。私たちが本当に立ち向かうべき「敵」はウイルスであり、風邪の症状、その1つではないのです>
その風邪のウイルスを退治するのは何かといえば、「自己免疫力」なんですよね。つまり、自分の免疫力を高めておくことが、健康でいるために重要だということ。そのための方法は色々とありますが、簡単なことでは、「良質の睡眠をとる」「ストレスを溜めない」ということが大事だと言われています。
結局、「病は気から」と言われるように、心と体はつながっているもの。どちらも無理をしすぎないで労わることが幸せにもつながるのでしょう。
次に紹介するものは、「意外と多くの人が持っていなくて、悩んでいるもの」でもあります。
【漫画】50代で輝くために40代で手放したほうがいい「意外なもの」
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