自宅では、慌ただしい朝食のカップは、イッタラのココと決まっています。でも、休日のお茶のときは、その時の気分に合うカップを選ぶようにしています。そしてスウィーツを盛るプレートとカップの相性にも少しだけ気をつかいます。お揃いがあればそれがいちばんですが、大きすぎたり、カップだけしかないこともありますよね。そんなときは、お揃いでなくても、カップとプレートの質感を合わせるか、そうでなければガラスの器にしています。小さなことですが、気持ちよさは「調和」がつくると思うのです。お茶の時間は短い時間ですけれど、気持ちのよい時間を積み重ねることが、暮らしの質を高めてくれるような気がします。

ベルリンの窯、クーン・ケラミックのデミタスカップと小皿。スウィーツは、知人の手作りのマロングラッセ。カップと小皿は、形や雰囲気が違うけれど、質感が同じなのでしっくりくる。クーン・ケラミックの器は、H.P.DECOで購入できます。