自律神経を整え、からだをゆるめる生活で心身を健康に導く


パニック発作の予防やパニック障害の克服には、自律神経を整えることが大切です。自律神経のバランスが乱れていると、さまざまな不調が生じます。だるさや食欲不振、下痢や便秘などの身体症状から、イライラや意識の低下など、精神的な症状もあらわれます。

【パニック障害】女性の発症は男性の約3倍。症状を和らげる呼吸&ツボとは_img2
 

不規則な生活をしていると体内時計が乱れるため、自律神経の失調をきたしやすくなり、疲れが取れにくくなります。食事や睡眠などの規則正しい生活は、元気に過ごすためのベース。パニック障害の早期改善にもつながります。

朝、日の光を浴び、食事をしっかり取ることで、体内時計のスイッチが入り、一日のリズムを正しく刻むといわれていますから、ぜひ実践してください。

 

パニック障害になると不安が募るため、十分に眠ることができない人も多いと思いますが、昼夜逆転の生活が続くと体内時計のリズムが乱れて、よけいに心とからだに負担がかかってしまいます。自分で改善できない場合は、自律神経を整える施術を行っている鍼灸院に相談すれば、よい循環に向かうきっかけになると思います。

また、ストレスを解消し、自律神経を整えるのにおすすめなのが「おもち呼吸法」です。腹式呼吸をベースに、特に不安な気持ちを落ち着かせるために考案しました。