保健所の皆さんの神対応に「日本すげーなー」と感心


コロナに違いないので入院に備え、夫の分と子どもたちの分の荷物のリストを送りました。まず夫。

・現金2〜3万円:手持ちがなかったらバレエのお月謝袋から取ってね
・パジャマ:熱があがると寒くなるので長袖も何枚か持ってね
・タオル:Amazonで速乾タオルを頼んでおいたよ

みたいな感じ。続いて双子。

・パジャマとパンツはありったけ。場所が変わっておねしょする可能性が高いので全部ね
・体の塗り薬、保湿剤、喘息の吸入薬、飲み薬
・着替え:短パンではなく長ズボンを持たせてね
・ブランケット:これがないと眠れないからね

 

あと病院に着いてもすぐに飲み物を買えないかもしれないからペットボトルを何本か。あとマスクも! と次々に思いついては書き足していきます。

相当事細かに書いたものの、結果夫は一番肝心な双子のパンツを入れ忘れ、双子は案の定おねしょをして病棟にあったビッグサイズのオムツを拝借するという可哀想な事態になってしまいました……。

夫は一旦寝たものの丑三つ時に再度発熱。39度近くまで上がり一晩苦しんだそうです。解熱剤をのむと落ち着くので、入院することに備えその間に猛烈に仕事を片付け、また熱が上がり……というのを何ターンか繰り返したそう。

前回はすぐに出た検査結果ですが今回はなかなか連絡が来ず、それもまた心配でした。明日は土曜日、保健所は閉まってしまいます。高熱の夫と幼児をこれ以上密室に入れておくことも、そして何より双子が親元を離れて入院となることもなんとしても避けなくてはならないと思い立ち、保健所へ電話を入れました。

保健所の方も忙しいだろうに、まだ結果が出ていないことについては話せない、意向は受け取れないなど門前払いすることなく、熱心に我が家の状況や私の心情を聞いてくださりました。「なるべくご自宅にいる皆さんがお母さんのいる病院に入れていただけるように調整しましょうね、それが叶わない場合にも双子ちゃんがお母さんかお父さんと一緒に入院できるように調整していきましょう」と言ってくださったので束の間、心が軽くなりました。

保健所の皆さんも長引く未曾有の事態に正直さばくので精一杯なのではないかとお察ししますが、この電話をとってくださった方だけでなく以後お話した方も本当に全員が全員、1対1のコミュニケーションを取ってくださりました。その度に日本すげーなーと何度も感心しました。

そしてその日の晩、夫の元へ陽性であること、夫と双子が同じ病院に入れること、ただし夫は感染症病棟、子ども達は小児科病棟と別々に別れてしまう……との連絡が入りました。かなり調整してくださった結果なのだろうなということがひしひしと伝わりました。

子どもたちのことは心配でしたが、一度娘が風邪をこじらせて入院したことのある病院だったこと、これ以上3人を密室に置いておくことのほうが心配だったので、まずは病院に移れることに感謝し、この晩は眠りました。夜中に何度も何度も夫の安否確認のLINEをしながら。
 

(次回につづく)
 

構成/露木桃子

 


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