自らひきこもるのは、特別なエネルギーや勇気を必要とすると私は考えていません。まず、日々の暮らしの中に「プチひきこもり」=ソロ活、を積極的に取り入れてみましょう。特にHSP気質の人にとって、日々の刺激をカットして自分だけの空間や時間に入ることは、細やかな神経を休ませるためにも絶対に必要なことです。具体的にどうするか、見ていきましょう。

【ソロ活の方法①】「一緒にいると疲れる人」を遠ざける

敏感&繊細さんの生きづらさを解消する「ソロ活」。日常での取り入れ方とは?_img2
 

会っているときは相手の空気に圧倒され、そうとは気づかないことがありますが、ひとりになったとき「疲れた……」と感じさせる人は、自分とは波長が合わない人です。もちろん、特別気を使わなければいけないような偉い人と会えば、誰でも疲れますが、相手の影響を受けやすいHSPは普通の人より「権威」に弱いところもありますから、余計に疲れることでしょう。

 

そういう疲れる人と会うのをできるだけ避けるようにしてみてください。相手の地位ではなく「疲れる」「疲れない」だけを判断規準にするといいです。「なんとなく苦手」「なんとなく疲れる」という「ざわざわと落ち着かない気持ち」を大切にします。心がざわざわするというのは、あなたの敏感な感性がアラームを発している証拠です。そんなときにはマメに休憩を取り、心の波を鎮めるようにする。こうしたことも「プチひきこもり」の一つだと考え、できるところから始めてみてください。