「相手が悪かった」と思って、ダマされた自分を許してあげることも大事!


世の中には、私たちが想像をつかないくらい、平気で人をダマせる人がいます。罪悪感を抱かずに、人を傷つけることができる“サイコパス気質”の人は、現実的にいるので、「いい人だと思っていたのに、裏切られた」というパターンは意外と多いのです。
もし、そんな残念な人に出会ってしまったときは、「相手が悪かった。でも、あの人なら、誰だってダマされる可能性はあっただろう」と思って、信じてしまった自分を許し、心を癒してあげたほうがいいでしょう。

 

なかには、裏切られたショックで、人間不信になってしまう人もいます。でも、「ダマされたから、もうすべての人を信じない」というのは、極端な発想。それでは「不幸の道にまっしぐら」になってしまいます。
当たり前ですが、信じたほうがいい人のことまで信じられなくなってしまうと、生きにくくなります。だから、誠実な人を信じ、そうでない人には気をつければいいだけのこと。
さらに、「何があっても、自分には乗り越えられるだけの力があるのだ」と、“自分を信じる”ことができれば、人を信じることを恐れなくなってくるでしょう。

ただし、現実的なことをいうと、いくら信じられる相手であっても、「全財産を相手に預ける」といったことは、避けたほうがいいでしょう。よく「信頼していた人に、お金を持ち逃げされた」なんてトラブル話は聞きます。普段はいい人でも、「魔が差す」こともあるので、金銭的なものに関しては気を付けたほうがいいのです。
少なくとも、財産くらいは、自分が管理したほうがいい。たとえ夫婦であっても、離婚してしまうこともあるので、気を付けたほうがいいこともあります。

人を信じられる人ではいたいものですが、必要以上に信じすぎないこと、期待しすぎないでいることは大切。そのためにも、精神的に自立しておく必要があるのです。
世の中には色々な人がいます。だから、「いい人ばかりではない」ことをよく理解し、少なくとも、「自分は人を裏切るような人にはならないぞ!」と心に誓いたいものですね。
 

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