やっぱり人生は旅に似ている、と
思ったバリでの休日

こんにちは。実は、先週お伝えした通り、夏休みをいただいて、
インドネシアのバリ島におります。

学生の頃初めて訪れてから、1人で、友人と、そして家族と、
今回は妹と――10回ほどは訪れているでしょうか。
南国特有のリラックスした雰囲気、活気溢れるアジアの空気感、
そして「神々の島」と言われるように高貴でスピリチュアルな雰囲気も好きです。

普段はセミニャックと言われる、大人のリゾート地にステイすることが多かったのですが、
今回はヌサドゥア→ウブドゥの行程。
途中アグン山の麓の寺院に寄ったり、第3の目を開く、と言われるアーユルヴェーダの1つ、シロダラの施術を受けようと思っています。

いつもは、ビーチでだらだら、が最高のリラックスなのですが、
今回はアクティブな旅になりそうで、それも楽しみです。

旅。
17歳で、1人アメリカの公立高校に留学をした時から、私にとって旅は、
いつもそこにあるものです。今まで本当にたくさんの旅をしました。
ヴァンテーヌ編集部を辞め、同僚に心配されながら旅立ったキューバ。
どうしても、映画「グランブルー」の舞台が見たくて1人で行った南イタリア。
たくさんの本を読んで単身向かった、憧れの地、ブラジル。

そのとき見た記憶、嗅いだ匂い、手に触れたさまざまな感触が、
私を支え、私を作っています。
少しお金がたまると、すぐにチケットを取って飛び立っていた20代、30代に
戻ることはできないけれど、常に挑戦という旅をしていたいな、と今でも思います。
ふるさとである雑誌の編集を旅立ってウェブの世界に飛び込み、
来年の1月20日で1年を迎えます。

今回の旅。
チームを組んでいるスタッフや助言を下さる別部署の方々、いつも全力で走って下さるカメラマンやヘアメイク、モデル。
そして何より、いつもいつも私たちを励まし、mi-mollet(ミモレ)という旅に
伴走してくださる読者のみなさまに、改めて深く感謝するとともに、
今後の行程をポジティブに考えるものになりました。

ありがとうございます。

お気に入りのお店やホテル情報など、また日を改めてお伝えしますね。
数日、みなさまも、このバリ旅行にお付き合い頂けましたら幸いです。

大草 直子

  • 今回ステイしている、ヌサドゥアに3年前オープンしたムリア リゾートの隣りには、海の安全を守る「Sea God(海の神様)」を祀る寺院が。日本で神社の本殿に上がるときに、素足の指を見せないように、こちらでは膝を隠すのが礼儀だそう。少し長めのワンピースで。
  • ホテルのスパを見学させて頂いたら、至るところにフラワーバスが。思わず声を上げてしまうほど、美しくて鮮やかな色合い。カラーセラピーとはこういうことですね。Welcome(おもてなし)の気持ちに本当に癒されます。
Today's pickup

通常雨季の11月末。今年は雨が少なく、とても暑いそうです。南国特有のスコールもなく、少し拍子抜けするほどの晴天が続いています。

CREDIT :

ワンピース/ジェームス パース
サンダル/ハワイアナス