皆さん、こんにちは。梅津奏です。

10年近くぶりの来訪でした。

先週、「村上春樹作品が大好きだ!」という気持ちのままにつっぱしるブログを書きました。早稲田大学に設立された「村上春樹ライブラリー」、楽しかったな~。

 

一週間で頭を冷やして、クールな顔で戻ってくる予定だったのですが。自分のブログを自分で読んでもう一度熱狂するという、大変熱効率の良いことになっておりまして……。自分のブログなんてめったに読み返さないのにね。先週はちょこちょこ「早稲田大学」ものを読んでいました。大学生活を描いた小説やエッセイは大好きです。自分の大学時代がとても楽しかったからですかね。

左から、中野翠『あのころ、早稲田で』(仲良しと言われている林真理子さんと共に、憧れる人の一人)、高野秀行『ワセダ三畳青春記』(こんなに面白い学生ではなかったはずだけど、一応父のことを思い浮かべながら読みます)、柚木麻子『早稲女、女、男』「世の中の面白いことすべては、早稲田大学に集まってくるみたい――。」『早稲女、女、男』は、颯爽とした容姿と知性を併せ持つのに不器用極まりない早稲女の香夏子と、彼女をとりまく東京の有名私立大学生たちの物語。要領がよくセンスもいい立教大学、穏やかで堅実な日本女子大学、品が良く知的な学習院大学、華やかさの裏で地道な努力家慶応義塾大学、洗練と欲望の二面性が光る青山学院大学……!柚木さん自身は立教大学ご出身。わかるわ~。

私は早稲田出身ではありませんが、父や親友をはじめとしてワセジョ・ワセダン(=早稲田大学卒業生)が周囲に何人もいるので、早稲田大学には不思議と親しみを感じています。

人気の小説家にも、早稲田出身の方がたくさん。

北村薫(第一文学部)
原田マハ(第二文学部)
小川洋子(第一文学部)
重松清(教育学部)
恩田陸(教育学部)
角田光代(第一文学部)
三浦しをん(第一文学部)
朝井リョウ(文化構想学部)

ちょっと挙げただけでも、文学賞受賞作家がぞろぞろと並びますね。ちなみに、直木賞の名のもとになった直木五十六もワセダン。いつも私を魅了してくれる小説を生んだ人々が若き日に学んだ地が早稲田なのかと思うと、構内を歩いていてもなんだか感慨深いです。


ライブラリー帰りには、構内にあるオフィシャルグッズショップ・カフェ「Uni.Shop&Cafe 125」に立ち寄りました。

写真を撮り忘れてしまいましたがとても洒落ている建物で、「カレッジ☆」って感じ(なんだそれ)。東京の私立大学ってすごいですね。私が通った大学にはこんな立派なものはなかった。あ、ひがんでいるわけではないです。だってほら、えーっと、敷地は早稲田より(たぶん)広大でしたし!

オフィシャルグッズも充実していて、驚いたのが「鉄腕アトム×ワセダベア」コラボグッズ。コラボ相手が「鉄腕アトム」ですよ!日本を代表するアニメキャラクター!アトムが高田馬場出身という設定がご縁とのことですが、さすが天下の早稲田です。(ひがんでません)

ワセダベアとは、早稲田大学創立125周年を記念してつくられたマスコットキャラクター。きっと、大学創設者の大隈重信の名前にかけているんですね。デザインしたのは、『島耕作』シリーズで有名な漫画家の弘兼憲史さん。弘兼さんも早稲田なんですね(法学部)。なんだか納得。

きれいなブルーに惹かれ、ポストカードを購入しました。こういう「ご当地ポストカード」は写真よりイラストの方が好きです。一枚は父に、もう一枚は親友に送りました。


基本的に「今が一番楽しい!」と思って生きているタイプですが、大学時代は唯一「戻れるなら戻ってみたいな」と懐かしく思い出す時期。これまでの人生で、あんなにちゃらんぽらんだった時期はほかにないです。授業には出たり出なかったり(必須単位の英語を落としたときはさすがに驚いた)で、愉快な仲間たちとゼミ・サークル活動にあけくれ、アルバイトに精を出し、それ以外の時間はひたすら本を読んでいた四年間。……と、なんかきれいにまとめましたが、都合の悪いことは忘れていますのでつっこまないでいただければと存じます。

夕方の空と、時計の文字盤に光がともった大隈講堂。

そんなあの頃のことを思い出し、ノスタルジーに浸った早稲田探訪の一日でした。