先が見通せなかったり、出口が見えない状況が続いた2021年。年末に近づき、ようやく落ち着きを取り戻してきたかのように見えますが、2022年はどんな1年になるのか気になりますよね。そこで今回は、当たりすぎて怖い! と評判の水晶玉子先生に、来年の世の中がどうなるのか、そして開運のためのヒントについてお聞きします!
2022年全体の開運ポイントは「アイデア」
水晶先生が毎年「開運暦」を書いているオリエンタル占星術では、2022年を象徴する宿は「参宿(しんしゅく)」。参宿のキーワードは“浄化と刷新”なので、これまでの常識に囚われない発想力で物事を作り替えていく「改革の年」になるそう。また、参宿は「嵐の神」が宿ると言われ、嵐によって汚れや混沌が洗い流されることを示しているとか。嵐……と聞くとちょっと怖い気もしますが、水晶先生はこう教えてくれます。
「参宿が司る人間の体の部位は“目”なんです。目にゴミが入ったら涙が出て、目をきれいにしてくれるでしょう? “嵐”というのも、そんなふうにイメージしてもらえるといいかもしれません。じゃあ、浄化のために何が必要かというと【アイデア】なんですね。2022年は一人ひとりが好奇心のアンテナを広げて、インスピレーションを形にしてみることで、新たな鉱脈を発掘しやすい年。参宿の「参」には「なじむ」「にじむ」「しみる」という意味があり、2020年からのさまざまな変化がそれぞれの生活の中に“なじんで”きて、2022年はその中からいろいろな新しい発想が生まれる年です。自分には何も思いつかない! なんて決めつけずに、ほんの小さなアイデアでも形にしてみることをおすすめします」
季節は春へ。「学び」を積極的に!
オリエンタル占星術だけでなく、十干十二支(じっかんじゅうにし)、西洋占星術など、あらゆる占いに精通する水晶先生。様々な角度から2022年を眺めてみると、これまで続いた“冬の厳しさ”の雰囲気が、少しずつ和らいでいく気配も感じられるそうです。
「干支でいうと2022年は『寅年』。まさに薮の中から虎がガッ! と勢いよく飛び出してくるように、新しいものがたくさん登場する年なんです。十二支って季節にも例えることができて、ちょうど2021年の丑年までが冬、2022年の寅年からは春になる。土の下で眠っていたものが、春になって地上に飛び出してくる、そんな躍動感のあるイメージですね。黎明期、夜明け、早春、そんな言葉が似合う1年になるんじゃないかしら。
十干十二支では2022年は『壬寅』(みずのえとら)なのだけど、「壬」は“水の気”で、これは【学び】や【習得】を象徴します。ですから、どんなことでも未知のことを知ろうとするのは開運アクション。リモートワーク、電子マネー決済、SNSなど、コロナ禍に始めたものの“もうついていけない!”と思っている方もいるかもしれませんが、2022年は新しいことを学ぼうとする姿勢が吉。なので、困ったら後輩や年下の友人から手ほどきを受けてみて。頑なに古いやり方に固執するのはもったいない運勢です」
あの言葉も当たってた!
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