皆さん、こんにちは。梅津奏です。

久しぶりに仙台に里帰りしてきました!

 

2020年のお正月に帰仙(=仙台に帰ること)して以来。上京してからこれまで、こんなに帰らなかったことないな~。

 

滞在期間中は、実家付近でごろごろグタグタ。祖母にも会えたし、甥っ子とも親友のお子たちとも遊べたし、本も集中して読めたし大満足。唯一のおでかけは、母と「仙台メディアテーク」に。これはまた別のブログで書きますね。

 

実家あるある① 朝起きると、父が『読んでいる人』(ブロンズ像/1956年頃制作)になってる。
実家あるある② 母「朝ご飯は?」私「いりませーん」母「はい、どうぞ」私「…」

 

子どもは全員独立したので、実家では両親が二人暮らし。当たり前ですが、私がここで暮らしていたときよりぐっと片付き、すっきりしています。

五人家族でぎゅうぎゅう詰めだった頃は、まあカオス。世間の同世代に比べたらおとなしい子どもたちだったんじゃないかと思うけれど、それでも。働き過ぎな父、心配性な母、くそまじめ兄、永遠に反抗期な私、ちょっと引いてる弟。各自がいろいろ主張し、ぶつかり、なんとか折り合いをつけながらこの一軒家で暮らしていたんだな~と思うと感慨深いです。


家族って、人がはじめて出会う「社会」。いや、「疑似社会」かな。

挨拶のしかた、感謝のしかた、謝罪のしかた、喧嘩のしかた、コミュニケーションのあれこれをこのハコで練習する。遺伝子の近い人間たちであってもこんなに違う感じ方をするのかとか、似ているって嬉しいんだなとか、そういうことを学ぶ。そんな、「研修期間」を終えて、子どもは本物の社会=舞台に出ていくっていうことなのかもしれないですね。

いろんなことがあったけれど、この「研修所」はいい場所だったな~と改めて思った仙台滞在でした。仙台のみんな、ありがとね~。お互い体に気を付けましょう。

左から、『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』(京阪神エルマガジン社)、『「暮らしの手帖」とわたし』(大橋鎭子/暮らしの手帖社)、『サザエさんの東京物語』(長谷川洋子/文春文庫)。
家庭=研修所兼本物の舞台、だったファミリーたちの物語。家族に対する忍耐力に自信がない私にとっては若干の無理ゲー臭がありますが、NHKの朝ドラってこういう設定の物語がちらほらある気がします。
「母のお得意のお説教は毛利元就の「三本の矢」の話で、一本なら折れてしまう矢も三本が一つとなって堅く結束すればどんな敵も恐れることはない、というあれである。姉妹社という粟粒のような存在でも、三人が心を一つにして邁進すれば、社会に立ち向かうことが必ずできる、と常にもまして熱弁をふるった。」
『サザエさん』でお馴染みの長谷川町子さんは三姉妹の次女。父を早くに亡くし、母の後押しによって漫画を描き始めた町子さんは、家族の全面サポートを受けて人気漫画家になっていきます。三姉妹の個性を見極め進路をバシバシと決めていく長谷川母は、ときに「ステージママ」と呼ばれたとか。四人が寄り添い、わいわい大騒ぎしながら暮らしていたさまを読んでいると、なんだか心がほこほこします。