LILIさんからの質問
Q.
自分だけが取り残されていると感じるときの気分転換について

数年前に専門職経験者として中途採用で今の会社に入り、入社後は経験のあることにプラスして、経験のないことも勉強し、日々努力してきました。

ところが、気づけば1~2年違いで同様に中途採用された同世代では私のみが昇進しておらず、取り残され悔しいやら情けないやらで、仕事をする気分がとても下がっています。もちろん昇進した同世代の人たちがまじめに努力していたことも知っているので、良かったと思う一方で、(ひどい言い方ですが)専門職歴があるわけでもなく派遣で働いていただけの彼女たちが昇進していることに、ため息も出るのです。(派遣がダメと言っているわけではありませんが、職種的に派遣で経験出来る経歴と、正社員で経験出来る経歴は雲泥の差があります)

会社でも中堅どころの世代になり、社内で「フェア」ということが存在しないことは十分理解していますが、それでも、会社に失望・不信感を隠せません。最終的に会社への不信感がぬぐえなければ、もっと自分の経験が活かせるよう転職を考えますが、日々このような事を考えずに過ごせるよう、何かアドバイスを頂けると嬉しいです。人を妬ましく思った後は、普段以上に落ち込みます。

チームmi-mollet 大草直子の回答
A.
妬ましく思う気持ちをもつ自分を、まずは肯定して!

LILIさん、こんにちは。早速のご質問、ありがとうございます。LILIさんの文章を読んでいると、とてもまじめできちんとされている方なんだな、と感じます。文章の作り方や語尾の選び方で、そういうことはわかるものです。

キャリアのことは、フリーランスで長くやってきた私がお答えしていいのか、と思いますが、私の経験値においてお答えさせていただきますね。

私は、キャリアというのは一生のスパンで考えています。23歳で編集の仕事を始め、来る日も来る日も小さな仕事をやり続けました。同年代のスタイリストさんは、女優さんの仕事をしたり、ブランドのパーティに招かれたりしていましたが、私は、雑誌の後ろのほうに位置する細かいページがメイン。不思議と焦りはありませんでした。会社を辞めて、南米に遊学したのも大きかったのかもしれません。人の2倍は遊んだから、2倍は一人前になるのに時間がかかるだろう、とも覚悟をしていました。やりたい仕事をやらせて頂けるようになった時は、社会人になってから15年が経っていました。

人にはその人なりのスピードがあり、それぞれのキャリアの山があります。私は生きている限りは働きたい、と思っているので、その山が訪れるのは遅ければ遅いほどいいとも思っています。自分が評価されていない、と感じるのは、もしかしたら周りの方がLILIさんの3倍頑張ったか、もしくは上司の評価自体が間違っているか。その理由が見つからないのであれば、上の方に直接聞いてみるのも手かもしれません。そして前行く人を羨んだり嫉妬したりするのは、人間として当然の感情であり、一生懸命やっているからこそ、の心の動きです。無理に発散させようとせず、そうした人間らしいご自分を認めてあげるのも手かもしれません。答えになっていますか? また何かあったら、ご質問お寄せくださいね。