結局のところ、自分を守って大事にできるのは自分だから
「もっと若いときは、セルフケアに無頓着だったんですよ。でも35歳ぐらいから、急に体質が変わってきて。疲れやすくなったし寝つきが悪くなったし、夜中を過ぎると『私、妖怪みたいな顔しているな』とびっくりするし。そこからですね、無茶できない年齢になったんだなと思って、いろいろケアに取り組むようになりました」
更年期に関しては、
「まだ始まったばっかりですが、大事なのはどれだけ気楽に受け止められるか、なのかなと感じています。不調も、一つ一つ重く受け止めると嫌な気持ちになってしまうじゃないですか。それをいかに面白がっていけるかが鍵だと思っていて。だからケアに関しても過度に期待しすぎず、『なんとなくいいかも?』ぐらいでいいと思っていろいろ試しています。
人それぞれ症状はかなり違うと言いますから、私も『更年期? とくに何も感じなかった〜』のタイプで終えられたらそれにこしたことはないけど、どう受け止めてどう過ごすかは自分次第。自分のココロとカラダを知ることが一番大事です。だって結局のところ、自分を守って大事にできるのは自分だけです! 友人との情報交換も新しいセルフケアも、“意外と私、楽しんでいるな”と思いながらいろいろトライしてます」
SNSなどを通じて、ともさかさんの影響を受けた女性も多いはず。更年期や健康に対する捉え方が、ともさかさんのご自身の心身を守るだけでなく、社会全体の女性のヘルスリテラシー向上に繋がるかもしれない。
mi-mollet「ココロとカラダ学」
40代以降の女性は社会での責任が増していくと同時に、ココロとカラダは女性ホルモンの影響を大きく受けてゆらぎはじめます。私自身、近所の婦人科に通うことで何度も助けられ、知識も自然と増えていきました。
そして、mi-molletは発足当時から「女性たちをもっと楽にしたい」という思いで、コンテンツ制作や事業を展開してきました。その思いと志を同じく持っていることを知り、共感したのが、女性のヘルスケアパートナーとしての活動を行っていらっしゃる大塚製薬の「女性の健康推進プロジェクト」。
大塚製薬は、ライフステージを考慮した女性のココロとカラダの変化に働きかける成分、エクオールやγ−トコフェロール、γ−トコトリエノールの研究と製品開発を通じて女性の健康を応援しておられます。
加えて、かかりつけ婦人科医を持つこと、婦人科検診を受診することが、正しい情報の入手と行動に繋がると考え、一般的なセルフケアに加え、医療機関を上手に利用することも「セルフケア」であるという新しい考え方を広く人々に伝えています。女性一個人だけではなく、周囲の人々や社会全体が「女性の健康」の知識と理解を持ち、「女性の健康」へ取り組む世の中を作るため、社会貢献を続けていらっしゃいます。
私たち女性を本当の意味で健康に導き、美しさと幸せをもたらす大塚製薬の「女性の健康推進プロジェクト」のような活動に注目すれば、ゆらぐココロやカラダともっとうまく付き合っていける毎日が訪れるのではないでしょうか。
この連載では、様々な分野で活躍している女性たちに、健康を意識し始めたきっかけや、毎日を快適に過ごすために、どんなケアに取り組んでいるのかをお聞きし、紹介していきます。皆さまがご自身への知識を深め、行動を起こすきっかけになれば幸いです。
提供/大塚製薬(株)
スタイリング/斉藤くみ
ヘアメイク/伴まどか
取材・文/山本奈緒子
構成/藤本容子
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皆さんは「かかりつけ婦人科医」を持っていますか?
mi-mollet編集長 川良咲子