心のざらざらがつるつるになる前に。子供の頃の繊細さが愛しくなるエッセイ【真夜中の読書会】_img0
 

こんばんは。編集・川端です。「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室」第87夜をお届けします。

今夜のお便りは、ゆいママさんからいただきました。

「バタやんさん、こんにちは! 最近は9歳の娘と『真夜中の読書会』を聴いてます。コロナ禍で中止されていた発表会や運動会が、小規模ではありますが、再開されました。繊細な我が子は、コロナ禍で人と関わらない生活に馴れてしまい、人前に立つ事がすっかり苦手になってしまいました。また成長からか、人と自分を比べてしまうようで、言葉にできないもどかしさで、モヤモヤしています。嫌なことから逃げ出したい子供に、壁を乗り越えられる本はありますか?」

というリクエストにお答えしたいと思います。
お子さんと一緒に聞いてくださっているなんて嬉しいです!

今夜の勝手に貸し出しカードは、イラストレーターの三好愛さんのエッセイ『ざらざらをさわる』にしました。

「なめらかではなかったけど、とんでもなくでこぼこではなかった」とご自身の子供の頃から今までを振り返る三好愛さん。繊細で敏感な三好さんの感性に、9歳のお嬢さんにはもしかしたら共感できるところがあるかもしれないと思ってご紹介しました。

かつてざらざらだったはずの私も、今はすっかりなめらかになってしまって。わかるところとわからないところがある……そんな不思議なエッセイです。

 


<おすすめ文庫本>


【第87夜】心のざらざらがつるつるになる前に。子供の頃の繊細さが愛しくなるエッセイ


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リクエスト、ご質問も引き続き募集しております。番組内で採用された方には、バタやんがセレクトした本を1冊プレゼントいたします。

<次回>
12月22日(水)22時配信予定

下記よりご感想、メッセージをお待ちしております。


撮影/塚田亮平

 


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