ステイホームにより、ふたたび火がついたと言われる韓国ドラマブーム。その中毒性の高さゆえ、ストーリーにハマるのはもちろんですが……なんと言っても女性を魅了するのは、見目麗しき韓国俳優たち。
韓国ドラマに没頭しながら、疑似恋愛でこっそり恋心を満たしている方も多いと聞きます。
当記事は、韓国料理エッセイストでもあるライター・小澤サチエが、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
最近すっかり一般化した「推し」という単語。2021年の新語・流行語大賞にも「推し活」という言葉がノミネートされたほどです。
そんな推し活ブームを眺めながら、私がぼんやり考えていたこと。それは「今は“推し活”なんて言葉ができたおかげで、堂々とオタク活動ができる時代になったのか! 昔は、オタクたちは日陰で生きていたのに……(涙)」ということでした。
私自身、その対象はコロコロ変わりつつも、14歳の頃から常に“推し”がいますし(当時は“推し”なんて単語はありませんでしたが)、私の姉もアイドルとアニメを本気で愛するガチのオタク。
でもそれが恥ずかしくて、周囲にはずっと隠していました。中学時代に同級生から「サチエのお姉ちゃん、流川楓のこと本気で好きなんでしょ!?」と聞かれて、赤面したことは今でも忘れられません……。
さて、前置きがすっかり長くなりました。時代と共にすっかり変化したオタク文化ですが、そのブームを象徴するかのような韓国ドラマがあるんです。
『彼女の私生活』は、普段は完璧に仕事をこなすワーカホリックな主人公が、実は熱狂的なアイドルオタクの素顔を持っている……というストーリー。
主演を務めるのは、『キム秘書はいったい、なぜ?』のパク・ミニョン。美女なのにオタク……というギャップがまた面白いんです。そして、オタク活動にどっぷり浸かっていた彼女が、リアル世界で恋愛していく過程にも、ときめかずにいられません!
「オタクでも普通の恋愛ができる時代になった!」と興奮せずにはいられないドラマ『彼女の私生活』の面白さを、“推し活歴26年”のライターが解説します!
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