この器はフランスのブランド、アスティエ・ド・ヴィラッドのもの。歪なフォルムがアーティスティックな魅力。

以前に、果物を飾りましょうと書きましたが、「うまくいかないんです」という声をお聞きしました。そこで、コツをお話ししますね。1つめは色。おしゃれにまとめたいなら、赤やオレンジは避けてグリーンを。青リンゴ、マスカット、ライム、アボガドなど。アクセントには、渋いワイン色のブドウや巨峰を使います。2つめは丸い果物だけにしないこと。レモンやライム、ブドウなどを加えましょう。3つめは、グリーンの葉をあしらうこと。簡単なのはアイビー。鉢植えや庭から一枝切り取り、根元を濡らした紙で巻いてラップかアルミホイルで包むとしおれず長もちします。葉を加えるのは、果物を盛った形を単調にせず、動きを出すため。私たちが撮影で使うテクニック。どうぞ、お試しを!