器は気分が上がる物を選ぶのが正解
和食器はどんな料理にもなじむ万能食器

共働きごはんは「簡単&おいしい」が基本。その秘密は【パターン味付け】【数十秒の下ごしらえ】_img0
 

栁川さんの人気のゆえんは、作りやすくおいしいレシピはもちろんですが、インスタグラムやレシピサイト「Nadia」で紹介されている美しい写真とスタイリングがその理由。栁川さんのファンからは、「ただの冷ややっこなのに、なぜこんなにおしゃれなの?」「何気ないのにおしゃれで憧れる」などという声が相次いでいます。

 

料理は見た目も大切です。特にシンプルな家庭料理ともなると、器の役割はとても大きいものです。栁川さんも、「おいしくておしゃれに見えれば、やっぱり気分は上がりますよね」と語り、最近は和食器がお気に入りで多用しているのだそう。

「磁器より、陶器の荒くざらざらした質感が好きですね。結局、使いやすくて白を買ってしまうのですが、青っぽい物、アイボリーっぽい物など、いろいろな“白”を集めています。シンプルな白の和食器は、洋食、中華、イタリアン、韓国料理、どんな料理にも合う万能食器なんです」

そして、「合わせるときは同じ系統の色味でまとめると統一感が出せますよ」と教えてくれました。質感にこだわる、同系統の色を選ぶ――器も“ちょっとしたひと手間”の目をもって選ぶことで、いつもの料理がぐっとこなれて見えます。