お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。
一年間のごほうび飯は、最新フレンチ。
パリでは日本人シェフのレストランや和素材を使ったフレンチが大人気。年末年始は、そんな"いま"が味わえる若手シェフの2軒でハレ気分。
◆パリで培った自由な発想で作る料理が評判。 LyLa(ライラ) 青山一丁目
三ツ星レストランからビストロまで、パリで5年間料理を作ってきた成清毅さんが、帰国して構えた話題のレストランだ。「和洋中問わず、おいしかった味の記憶を頼りに、自分が食べたい料理を作っているだけ」という、その自由な感覚がパリらしさなのか。スペシャリテは、寿司の光り物のごとく、青魚を酸味と甘みで味わうひと皿。藁の燻製オイルでマリネした力強い味わいのイワシと、白バルサミコ酢の甘み、ビネガー入り生クリームの穏やかな酸味がひとつになると、なんとも洗練されたおいしさに。このプラチナ色の皿といい、枯れた風景をイメージした鳩の料理といい、ストーリーのある盛り付けも、楽しみのひとつだ。
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