おはようございます!
子どもの通う幼稚園や習いごとで、陽性やら疑いのケースやらが出るなど身近にもコロナ拡大の影響がしのびよっています。コロナ情勢にあわせて波乗りをするように生活を変える日々も、だいぶ慣れっこに。
これからしばらく外食もしづらくなりそうなので、今日も、いつかのお出かけの振り返りを。気分だけでもお楽しみください♪
文化財指定の洋館でアフタヌーンティーができるんだって?
神戸といえば洋館のイメージ。北野の異人館が有名だからでしょうか。地元民としてなじみ深いのは、異人館よりむしろ旧居留地。どちらの街も、住みついた外国人たちがハイカラな街並みを作りました。

今日ご紹介する洋館は趣がちがい、日本人の貿易商が建てたお屋敷です。北野のせまい坂道でもなく、オフィス街のまん中でもなく、広々とした空を背景にそびえたっているのは、須磨にある神戸迎賓館。大正時代賓客をもてなした洋館は、当時のきらびやかな雰囲気を残したまま、今ではフレンチレストランや結婚式場として利用されています。
そんな格調ある場所でお食事となるとなんだか敷居が高いですが、平日限定でアフタヌーンティーが利用できると聞きつけ、行ってまいりました。

きりっとしたエントランスを通って中に入ると⋯⋯

ここからは大正ロマンの世界です。
古いけれど古めかしくない、モダンさと遊び心を感じます。あたたかみがあって落ち着く雰囲気。窓の外には木々の緑。

そのずっと向こうに目をこらすと海が見えました。
コース仕立てで前半はお食事気分
ダイニングに移動して、さっそくアフタヌーンティーがスタート。
3段スタンドにのって一度にサーブされる、よくあるスタイルではなく、セイボリーとスイーツがコース仕立てで出てきます。

アフタヌーンティーというより、レストランの前菜のようですね。

続いてはパイ包み焼きが登場。

こういうパイでフタがしてあるスープ、好きなんです。さいきんあまり見かけないですが、思いかけないところで再会しました。スプーンの先を使ってパイをサクサクくずすのが快感。(クレームブリュレの表面をくずすのに通じる喜びが⋯⋯)

コース形式で出してくれると、温かいスープも冷めなくていいですね。まるで食事にきたような気分に。
スープが終わったらここからがいよいよスイーツ。
はなやかスイーツプレート登場!

ふたり分がひとつのプレートにのっています。
最後のプリンまで行くと、もうかなりの満腹感。お値段は3500円。東京にくらべると神戸のアフタヌーンティーの相場はお手軽ですよ。

まるで時が止まったような、すてきな空間でした。

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