お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。
その実験的試みは、新たなるビールとの邂逅。
ビール新時代を体感できる注目のこの2軒は、常連になりたくなる魅力、満載です。
◆驚くほど色香のあるビールにときめく。beer public space sansa(ビール パブリック スペース サンサ) 赤坂
なにもかもが、初めて。そう思わせてくれるほど、これまでまったく感じたことのないビールの表情を、さりげない語り口調と共に魅せてくれる、店主の橋本さん。まずは彼が選ぶビールの味わいや、個性を引き出す様々な形状のグラスに注目。その香りの広がり、繊細な変化に感嘆していると、今度はなんと、ペッパーミルが登場。「まったく違う表情になるんですよ」と、液面にパラリと黒胡椒が落とされる瞬間は、もう完全に彼の魔法にかかっている。当然、フードとのペアリングも秀逸で、アラカルトのほか、軽めからお任せまで、コースの用意もある。そんな、ドレスアップが似合うビアバーを知っている、という贅沢。
◆ファン垂涎、あの常陸野ネストの生を堪能。常陸野ブルーイング・ラボ 神田
フクロウ印が印象的な、じっくり時間をかけて味わいたい常陸野ネストビール。その醸造元である茨城の木内酒造から、毎日造りたてのビールが直送されることで話題なのがこちら。常時7種の樽生がタップで供されるほか、ここでしか味わえない限定種もあるというから、目が離せない。
そして興味深いのは、なんと同店ではオリジナルビールの麦汁仕込み体験が出来るのだ。店内のそこかしこに置かれた原料サンプルが、店名に冠した〝ラボ〞感覚をいっそう後押しする。さらに、遊び心満載の瓶入りのおつまみは、目にも舌にも楽しい美味しさ。そんな、万世橋のたもとで生まれる新たなビール創造体験を、ぜひ。
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