節分を迎え、いよいよ暦の上では春が始まりますね。春風になびくスプリングコートやエレガントなブラウス……。新しい季節にどんなお洒落を楽しもうかなと、ワクワクします。

今回は、銀座のシンボル的存在和光でしか手に入らない、この春の限定コラボアイテムをご紹介します。2022年は時計塔竣工から90年、和光の設立から75年という節目の年。伝統を守りつつも時代に合わせて進化を遂げてきた和光が、日本の人気ファッションブランドとコラボレーションした新作が登場します。

ぜひ春支度の参考に、伝統ある和光の審美眼と現代的なデザイナーの感性によって生み出された特別なアイテムをチェックしてくださいね。
 

◆和光限定/2022春夏コレクション

「エズミ」のステンカラーコート

エズミ コート(和光限定) ¥85800 ベージュ、ネイビーの2色展開。
ボリューミーなAラインシルエットが軽やかなステンカラーコート。袖口の絞りやサイドボタンなど、随所にアクセントが効いています。

昨年一新された、和光の新制服を手掛けたブランド「EZUMi(エズミ)」とのコラボレーション。ブランドの特徴である構築的なデザインによって、オーセンティックなステンカラーコートが空気感のあるコンテンポラリーなデザインへと生まれ変わった一着です。背中のヨーク部分の立ち上がりが綺麗で、横から見た姿もエレガントな印象に。

 


「サポートサーフェス」のシャツ(2型)

サポートサーフェス ロングシャツ(和光限定) ¥47300 ※2月24日発売予定
シンプルな中にも、Aラインシルエットの美しさが優雅な印象。

“着る女性の立ち居振る舞いをより美しく演出する服づくり”に定評のあるブランド「support surface(サポートサーフェス)」との限定コラボレーションによる白シャツ(2型展開)。
こちらは、フロントスタイルはプレーンに、バックスタイルは優雅なAラインと、シンプルな中にも表情の違いが楽しめる長袖シャツです。

サポートサーフェス ケープスリーブシャツ(和光限定) ¥47300 ※2月24日発売予定
一枚でも、羽織としても着用できる2Way。美しいドレープがエレガントな柔らかさを演出します。

こちらはケープ風の袖が華やかなシャツ。立体的&曲線的なシルエットによるリラクシーなデザインが、シャツの持つ知的な印象の中にも柔らかさを生み出しています。
 

「WAKO×OBJECTSTANDARD×REDA ACTIVE」の上質なデイリーウエア

WAKO×OBJECTSTANDARD×REDA ACTIVE シャツ型ワンピース ¥69300 ※2月24日発売予定
WAKO×OBJECTSTANDARD×REDA ACTIVE プルオーバー ¥44000、パンツ ¥38500 (セットアップ) ※2月24日発売予定

世界の上質素材を使用したマニッシュ&ミニマルなデザインが特徴の「OBJETSTANDARD(オブジェスタンダール)」による、上質な日常着コレクション(全7型)。
生地はイタリアの老舗高級ウールファブリックメーカー、REDA社のウォッシャブルで機能性に優れたウールを使用しています。


着心地が良いだけでなく、手入れが楽で「きちんと感」もある日常着とは、まさに今の時代に合ったコンセプトですよね。画像の2種類の他にも、ジャケット、スカートなど組み合わせて着回しが可能なラインナップをご用意。上質なウールのセットアップは、ジャケットを合わせて入学・卒業などのセレモニースタイルなどにも活用できそうです。
 

◆時計塔90年限定品

「アソースメレ」のボタニカルダイストール

アソースメレ ボタニカルダイストール[時計塔90年限定品] ¥39600 ※3月10日発売予定

上質な素材選びと、ものづくりにこだわるストールブランド「アソースメレ」のリネンストール。ミモレでもお馴染みのアイテムですよね。こちらは、幸福を呼ぶ縁起の良い木とされる「槐(えんじゅ=延寿に通じる)」のつぼみを使った草木染め。春らしさ満点の明るい黄緑色に心が躍るようです。

また、廃棄前の落ちたつぼみを用いて染める・化学染料の使用を約10%未満に抑えるなど、自然素材へのこだわりや環境に配慮した丁寧なものづくりへの姿勢も感じられるアイテムです。


※ご紹介したアイテムはいずれも和光本館のほか、一部オンラインストアにて販売予定です。


和光本館は、今年の6月10日「時の記念日」に名称が「SEIKO HOUSE GINZA」 へと変わります。時計塔のある屋上は地球に優しい素材を使用したウッドデッキや植栽などが配置された庭園へと生まれ変わる予定なのだそう。格式ある銀座の街の象徴として、これまで通り時代とともに進化しながらも伝統と日本の美意識を守り続ける唯一無二の存在であり続けることでしょう。

和光のHPでは、時計塔の内部画像などを掲載した「90歳になった時計塔のヒミツ」などの時計塔にまつわるコンテンツも公開されています。ぜひこの機会にご覧くださいね。
 

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構成・文/chie

 


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