いつも機嫌がいい人は、「機嫌が悪いと損すること」を分かっている
自分で自分の機嫌をとることができる人は、「機嫌が悪い状態でいると、いいことがない」と分かっています。だから、意識して、いい気分になろうと努めるのです。
では、機嫌が悪い状態でいると、どんなデメリットがあるのでしょうか。
例えば、
・相手に不愉快な思いをさせてしまう。
・機嫌が悪い状態でいると、醜い表情になってしまう。
・人から「大人気(おとなげ)がない」と思われてしまう。
・冷静さを失い、建設的な行動ができない。
など。
機嫌が悪い人に対して、「あの人は素敵だ!」と思う人は、まずいません。大概、顔は怒っているし、態度も少し悪くなっていることが多いですしね。
機嫌が悪いと、自分にいっぱいいっぱいで心に余裕がなくなるため、人に気を使えなくなり、信頼を失いがちです。
さらに、前向きな行動ができなくなるので、状況が悪化することは少なくありません。
自分の機嫌をとる方法とは?
自分の機嫌をとるためには、どんなことをすればいいのでしょうか? 自分の機嫌をとるためのポイントは、2つです。
(1)気を紛らわせることをする。
(2)1人の時間をもって、自分の心を整える。
(1)気を紛らわせることをする。
この方法は、人によって変わってきます。
例えば、
・気分の上がる音楽を聴く。
・愛する存在(家族やペット、推しの芸能人など)の写真を見る。
・ラベンダーやヒノキなど、ストレスを和らげると言われている香りのアロマを常備していて、嗅ぐ。
・1人カラオケをして、ストレスを発散する。
・買い物をして、プチぜいたくをする。
・美味しいものを食べに行く。
など。
特に、「自分を喜ばせることをする」と、機嫌が直ることは多いので、なにかご褒美をあげる人は多いものです。
例えば、職場で機嫌が悪くなったときは、軽く外の空気を吸いに行き、コーヒーショップでいつもよりもちょっと奮発したメニューを頼む、というのもいいでしょう。
ちなみに、「コーヒーの香りは、ストレスを軽減させる」と言われているので、一石二鳥なのです。
(2)1人の時間をもって、自分の心を整える。
人によっては、瞑想やヨガをして、自己と向き合っている人もいます。ただし、働きながら子育てをしている人など、忙しい人にとっては、「そんな時間ない!」と思うことでしょう。
そんなときは、仕事帰りに15分でもいいので、カフェでコーヒーを一杯飲むだけでも、随分、違ってきます。それくらいの“心と時間の余裕”は持つことは大事です。
また、眠る前に誰にも見せることのないノートに、思いっきり自分の思いを書き綴るのもオススメです。
やはり自分の中に生まれた感情を「なかったこと」にするのは、よくありません。きちんと吐き出して、そういう感情があることをきちんと認識することは大切なことです。
一度は自分の機嫌をとっても、また思い出しては腹を立てて、機嫌が悪くなってしまう人がいます。
そういう人が、一番学んだほうがいい「人生のテーマ」があります。それを次のページで紹介します。
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