お子さんをコントロールしようと思わないこと


たとえば、スポーツ選手にさせたいと思った場合も、まずはいろいろなスポーツをする機会を準備してみることです。
そしてお子さんがいろんなスポーツをやってみて、最後まで残ったものがお子さんのやりたいことや、好きなことであるわけなので、そうすれば親に言われたからやったのではなく、自分で選んだという認識になります。

「子どもは自分とは別人格」という意識をもって育てましょう【産婦人科医・高尾美穂】_img0
 

そんなふうに、やりたいことに出会うための場を提供するのが、親御さんのするべきことだと思います。
お子さんが小さいときほど、親がコントロールできると思いがちですが、まずはそういった考えを持たないことが大事ですね。

「子どもは自分とは別人格」という意識をもって育てましょう【産婦人科医・高尾美穂】_img1
 

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編集協力/和田美穂
イラスト/Shutterstock


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