子どもがいないとしても。
自分にないものばかりを拡大視していない?
たとえば子どもがいなかったり、結婚していなかったりと、自分が当てはまっていないことを見つけると、そこを拡大視してしまう人がいますよね。
そして、自分はマイノリティだと思って、引け目を感じてしまったり、落ち込んでしまったりする人がいます。
こんなふうに思ってしまうのは、そのことを過剰に気にしすぎているからです。
でもよく考えてみてください。
今の時代、子どもがいない人も、結婚していない人も、マイノリティとは言えないくらいたくさんいて、もはやどちらがマイノリティで、どちらがマジョリティなのか、わからなくなってきているほどです。
それに、たとえマイノリティだったとしても、そこに引け目を感じる必要はなく、どうとらえるかはその人次第なのです。
マイノリティに属する部分は誰の中にもある
そもそも、マイノリティに属する部分と、マジョリティに属する部分は、誰の中にもあります。
たとえば、LGBTの人はマイノリティと言えるとは思いますが、それはその人の一部に過ぎません。
たとえば、東京出身で広島カープのファンだとしたら、それはマイノリティと言えると思いますが、このように誰の中にもマイノリティに属する部分があって、いろんな要素で人は構成されていると思うのです。
私たちは、よく無い物ねだりをして、隣の芝生のほうが青く見えるものですが、結婚していたらいたなりの、子どもがいたらいたなりの悩みはあります。
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