「愛」がなければ運は開かない。
その上で自分の個性や才能を知って生かす

木下レオンさん直伝。知っておきたい寅年の命運とは?吉凶がはっきり分かれる1年に! _img0
 

── レオンさんは、これまでも常々、「やっぱ愛やろ!」という名言とともに、「親孝行」「先祖供養」「感謝」ということをおっしゃっていますよね。毘沙門天様の教えはそこに通ずるものがありますね

私が帝王占術で一番伝えたいのは、「親孝行」「先祖供養」「感謝の気持ち」の三つです。
そして、この三つの根本にあるのが「愛」の精神なんですね。
たとえば、親に「ありがとう」という感謝の気持ちを伝える。それだけでも十分です。
親が喜んでくれることなら何でもいい。プレゼントをしてもいいし、やさしい言葉をかけてあげるのでもかまいません。

 

けれど、中には両親につらい思いをさせられたり迷惑をかけられたりして、許せないと思う方もいらっしゃいますよね。そういう方は無理に親孝行する必要はありません。親と関わることでかえってマイナスになってしまうのであれば、会う必要はないのです。
でも、親を恨まないでほしいと思います。そして心の中で、形だけでもいいので「元気でね」と思ってほしい。それも一つの「愛」の形ですからね。

── 今回出版されたご著書、『木下レオン 帝王占術 決定版』の中にも、「愛」の大切さについて書かれていますね。
この本は、生年月日から12種類の神様のタイプを割り出していく鑑定法で、とても興味深く、また楽しく拝読しました。

今回の『木下レオン 帝王占術 決定版』は、我が家の三代続く占いの家系に伝わる四柱推命、九星気学、神通力を用いた木下レオン独自の鑑定法です。

「おしゃかさん」「えびすさん」「ガネーシャさん」といった12種類の神様に分けて開運や運命攻略法を詳しく解説しています。
生年月日で自分がどの神様のタイプになるのかを調べて、その神様の項目を読んでください。
その神様の個性や特徴に基づいてタイプ分けしてあるので、そのタイプになった人とその神様のキャラクターには共通点があります。自分のタイプの神様のことを知れば知るほど、「なるほど!」と思うところがあると思いますよ。

さらに、ご自身の個性や能力、隠された才能、自分に求められている役割、メッセージなども書いてありますから、自分の中にそうした資質があるということを実感してもらえたらいいなと思います。そして先ほども言ったような「親孝行」「先祖供養」「感謝」を忘れず、「愛」の精神を大切にしながら、本に書いてある個性や長所を生かすよう意識してみてください。そうすれば不思議と奇跡が起きて運命が好転していく。そう思いを込めてこの本を作りました。ぜひうまく活用していただきたいと思います。


── 多くの方に読んでほしいですね。ありがとうございました。
次回はさらに具体的な開運法について、レオンさんに詳しくお聞きしたいと思います。
レオンさんが実際にご自身でなさっている開運法や、前述した毘沙門天様を祀っているお寺などもご紹介します。ご期待ください。

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『木下レオン 帝王占術 決定版』
木下レオン著 ¥1980(東京ニュース通信社)

話題のTV番組「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)に出演中の占い師・木下レオン。今回は、待望の木下レオン「帝王占術」決定版として、全12タイプ別の全体運・恋愛運・人間関係や相性・仕事運・金運をはじめ、開運のための幸運のメッセージや役割、月別の運勢や運勢の輪廻まで細かく掲載。2022年2月から2023年2月までの年運、月運を詳しく紹介。中国伝統の占術「四柱推命」「九星気学」をベースに、密教の教え、神通力など独自の推察などが盛り込まれた門外不出の「帝王占術」の決定版です。


文/岡本純子
構成/藤本容子