大人世代に人気の高いミディアムヘアは、なんとなく同じダウンスタイルにしがちの人も多いのでは? 長すぎず短すぎないミディアムレングスは、スタイリング法を少し変えるだけでガラリと印象がチェンジできるのです。服や気分に合わせて、大人世代の毎日を輝かせるミディアムのためのスタイリング法をMAGNOLiA AOYAMAのヘアデザイナー・DAISUKEさんが伝授します。

 


Before
スタイリング前の髪はこちら!

 

定番のローレイヤーミディアム。前上がりのシルエットで毛先側と表面に重めのレイヤーが入っています。普段は内巻きの1カールでボブっぽくしているそう。
 

Style1
髪の輝きが際立つまとまり感アップのひし形ヘア

 

ローレイヤーのシンプルなミディアムは、耳たぶを見せるようにシルエットをひし形に。大人になると立体感がなくなるサイドの髪をふんわりさせると、輪郭の奥行きが際立ち、目鼻立ちが華やいだ印象に。ツヤ感も出やすく清潔感も高いデザインは、デイリーヘアとしてぜひ!

スタイリングのコツ
サイドをクルンとブローしてひし形を強調

 

髪の面を整えてツヤ感を出すには、ロールブラシやクルクルドライヤーで毛流れを均一に整えることがコツ。サイドは大きく内巻きにブローしたあと、表面を軽くリバースすると、きれいなひし形が完成します。
 

Style2
レイヤードを生かした
スパイシーなウルフスタイル

 

軟毛やクセ毛、うねりが気になる場合は、レイヤーの長短を上手に利用して、クールなウルフスタイルも。ランダムに毛束を取り、指巻きしながらドライしたら、ワックスを延ばした手で毛束を崩したりずらしたりしながらスタイリングすると、レイヤーが動いてウルフ風のヘアに大変身。

スタイリングのコツ
顔まわりの一束を引き出しウルフらしい縦ラインを強調

 

前髪の端とつながる顔まわりの毛束(モデルが手に持っている毛束)は、実はアレンジスタイルのニュアンスを出すためにとても重要なパーツ。「この毛束のみ、耳たぶより少し短めの長さにカットしてもらうと、まとめたときや無造作感を出しとき、柔らかいおくれ毛のような動きが出てアンニュイな印象になれます。ウルフ風ヘアも、この部分を引き出すイメージでスタイリングすると、縦長のシルエットが強調されてきれいに決まりますよ」
(DAISUKEさん)

 
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