がんを早く見つけるために積極的に検診を受けて
とはいえ、企業などの健康診断は、男性に多い生活習慣病を見つける検査は手厚くカバーできていますが、子宮頸がん検査や経腟超音波検査、乳がんの検査などはオプションのことが多く、そうすると検査費用は自己負担なので、受ける気にならなかったりします。
もし企業の人事や総務などの方がこの記事を読んでいたら、男性と女性で受けるべき検査が違うことを知っていただければ嬉しいです。
がんは、早く見つけることで死亡率は下げられ、対策の選択肢も広がります。
日本では、子宮頸がんも乳がんも検診受診率は40%台と高くはありません。
受診が遅れたために命を失うという残念なことを避けるために、ぜひ検診を受けてくださいね。
女性の体と心について詳しく知りたい方は、高尾先生の新刊『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(予約受付中)もチェックしてみてください。
<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』
著:産婦人科医 高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
発売日:5月27日(金) 予約受付中!
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ミモレの連載と書き下ろしで構成された高尾先生の書籍が発売になります!
女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。
編集協力/和田美穂
イラスト/Shutterstock
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