
延期されていたエノテカのオンライン・イベントに、昨日ようやく参加出来ました。(以前のブログをご覧になって申し込んだ方には、延期について重ねてお詫びいたします。)
今回テイスティングした「スペシャル・エディション・ピノタージュ 2020」は、申し込んだ参加者に事前に配送され、食べ物は各自で用意し、イベント中はチャットでコメントを送れる形式でした。
南アフリカからの中継や、元日本代表キャプテンの廣瀬俊朗さんのラグビー豆知識やクイズを交え、進行。私はアフリカ勤務時代、南アに休暇で行きたかったのですが、結局、南部アフリカ地域への旅行はジンバブエ止まり。いつか訪れたい場所であり、画面越しに空気感が伝わってきて、その思いが募りました。
また、ワインは大好きだけど専門的な知識が無い私にとっては、エノテカのソムリエ兼バイヤーの笠原亮さんが、今回のワインの特徴を手短に説明して下さったのが、かなり興味深かったです。あの憧れの「赤と黒の果実味があって、フルーティな酸味。タンニンの渋みが中程度あり、バランスが取れていて、お肉の油やスパイスと合う」といったコメント。思わず書き留めました!
食べ物は、ワインと共に事前に送られてきた、ワイナリー直伝の「ピノタージュに合う一推しおつまみレシピ」3種の中から、ラム・ピンチョスを作ってみました。ラム肉は手に入った日から、イベント前日まで冷凍保存。冷蔵庫で自然解凍したお肉を、マリネ液に3時間ほど浸けました。マリネは、ハーブ(タイム、オレガノ)、義母の庭から届いたレモンの絞り汁、すりおろしたニンニク、オリーブオイル、パプリカパウダー、男鹿半島の塩(藻塩と共に長年愛用中)、ミルで挽いた黒胡椒で作りました。
以前の記事でご紹介した石窯ドームの天板に、マリネしたラム肉を並べ、周りに載せたパプリカと、知人の畑で採れた無農薬のジャガイモの輪切りにも塩胡椒とオリーブオイルをかけます。
オーブンを220度に予熱。上段にお肉とお野菜、下段に成形したパン生地(最近頻繁に作っている吉永麻衣子さんレシピで当日朝準備。私はずっと冷蔵庫でなく、少し常温で置いておくのが好み)を同時に入れ、18分焼きます。上段の天板のみ取り出し、パンは焼き目を見ながら5分延長してさらに焼きました。
あとは、生野菜とツナのサラダ、母からもらっていたグリュイエール アルパージュを用意。
お肉が非常に柔らかく仕上がり、夫も「臭みが無い」と言っていました。今回は生のハーブを刻んだのが唯一ちょっと面倒な工程でしたが、出来合いのドライハーブを使っても(それでも、せっかくなら生ハーブは香りが高くお勧めです!)。
イベントの終盤には、ワイナリーのサステナビリティや多様性への取組みについても、お話がありました。
ちなみに南アフリカ産のワインでは、苦労しながら黒人女性として初めて成功した醸造家のワイン「ASLINA」も気になっていて、取り寄せて飲んでみようと思っています。
エノテカさんの次回ワイン・ラグビー・コラボイベントは、オーストラリアがテーマだそうです。
ああ、それにしても日曜の晩、家で幸せなひと時を過ごしました。ワインと食材の写真はこちらから。
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