千葉のZOZOマリンスタジアムにて。佐々木朗希投手(写真右上)が震災で祖父母とお父様を亡くされたことは知られていますが、シングルマザーのお母様に育てられた益田直也投手(写真左)も長年、同様の境遇にある母子を球場に招待する活動を続けています。

昨日は晴れ間も無く、気温も上がらない中でしたが、千葉のZOZOマリンスタジアムで、ロッテ対西武の試合を家族で観戦してきました。

地元の小学生が無料招待され、キャップをもらえる期間中の一日で、野球通の息子も前々から楽しみにしていました。結果、佐々木朗希投手の今シーズン初勝利、初お立ち台を見届けることができ、大満足でした。

生で観戦し、佐々木朗希選手の球威を実感。

私とは通路を挟んで反対側に、知的障がいを持つお嬢さんを連れて観戦に来ている女性がいて、スタジアムの階段を上るのも少し気を使いながらなのですが、席に着くと親子でとても楽しそうに手拍子をされていました。別のお客さんが、帰り際にそのお二人に声をかけ、「うちにもこういう子がいるんだけど、頑張ってね」というようなお話をしていました。その言い方が何というか、社交辞令とかではなく、本当に心の底からの言葉という感じ。その後、また一層楽しそうにされていて。応援の仕方から察するに、その親御さんも、普段からロッテの試合を観ていることが伝わってきて、お子さんの為に連れて来ているのと、ご自身が楽しんでいるのと、両方なのだなと。色々な人にとって楽しめる場になっているのは良いなあと思いつつ、傍でその様子を感じていました。私もちょっとお話してみたい気持ちはあったのだけれど、通路越しで、きっかけが掴めず。

私は30代前半くらいまで、世界各地の美術館や建築を巡っては高尚な文化に触れることが楽しみでしたが、夫や子どもにも合わせる生活になってからは、一人で好きなように色々な場所に住んだり出掛けたりは出来なくなりました。その反面、近隣やテレビ、インターネットで楽しめる、いわゆる大衆向けの文化や娯楽にも、別の意味で、人生の本質を見出せる気がしています。我が一族では、8歳から98歳までが、世代や性別を超えて、プロ野球や大相撲の話で毎日盛り上がります。

まだ幼く、手がかかる息子と二人で同じ球場を訪れた数年前、熱心なファンが集まる外野席しか確保できなかった時がありました。周りの人たちが応援用のバルーンを膨らませて飛ばす中、息子が私に大声で「なんでうちだけ無いの?」と尋ねるので、近くにいた少し年配のお客さんが、一つ分けて下さったなあ。そんなことも、思い出していました。