自分のキャリアに自信が持てない人へ。新しい芽を育てる「マイプロジェクト」とは?_img0
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「自分のキャリアに自信が持てない」「私に強みなんてあるのだろうか?」「アピールするポイントがない……」今、転職を考えている人もそうでない人も、自分のキャリアに漠然とした不安を感じている女性は多いのではないでしょうか。

先の見えない時代に、それは当然のこと。ただ、私のこれまでの経験では、自分のキャリアに不安を抱える女性のほとんどが、自分のキャリアを過小評価している印象です。

 

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私たちキャリアコンサルタントからすると、強みがない人なんていないのです。すべての人に歩んできた道のりがあるし、アピールするべきポイントはあります。でも、人は自分が思っているほど自分のことをわかっていません。「私はこうだから」という思い込みから、あるはずのアピールポイントを認識できず、その結果「自信がない……」といった発言につながってしまうのです。

だからこそ、自分自身を客観的に見つめることがとても重要です。では、どうしたらいいのでしょうか?
 

ツールで客観的に自分の強みを見つけ出す


ひとつに、さまざまなツールを活用する方法があります。たとえば、みなさんは「ストレングスファインダー®」というツールを聞いたことはありますか?

これは、アメリカのギャラップ社が開発した、人の「強みの元=才能」を見つけ出すツールで、Webサイト上で177個の質問に答えていくものです。

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『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』トム・ラス・著、古屋博子・訳 日本経済新聞出版・刊

質問に答えていくと34に分類された資質のうち、あなたに強く見られるものがわかります。私は過去に何度かこのツールを使ったことがあるのですが、いつも上位に来るのが「社交性」という資質です。

社交性は、英語でWinning Others Over、略して“Woo”(ウー)で、人との新たな出会いを求め、次々と人とつながっていく資質だといいます。

確かに、私は人と話すのが大好きですし、初対面の人とも話すのに抵抗感がありません。でも、あまりに好きなので、このツールでテストを受けるまではそれが自分自身の「強み」だなんて考えたこともありませんでした。

強みは強みであるがゆえに自分自身にとってはあまりに自然に発揮できるので、強みとして認識されづらいという問題があります。そんなときにこうしたツールで客観的に自分のことを知るのは非常に有効です。

「ストレングスファインダー®」はアクセスコード付きの書籍を購入するほか、ギャラップ社の公式サイトや専用アプリからも診断を受けることができます。
 

「スモールステップ」で自信の無さから抜け出そう


ツールを活用する以外に私がおすすめしているのは「小さくてもいいから、まず一歩踏み出してみる」ことです。これまでも何度かお伝えしている「スモールステップ」ですね。

たとえば、自分の興味や関心にそったオンラインイベントやセミナーに参加してみることでもいいですし、キャリアカウンセリングを受けてみてもいいでしょう。

それまで知らなかった世界や情報に触れ、自分では見られない第三者から見た自分を「知る」ことで、自分の中で勝手に作っていた不安や自信の無さから抜け出すことにつながっていきます。

 
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