やってみると意外と本業と両立できる! しかも本業への好影響も


一人目はママ友のOさん。現在5歳と9歳の男の子を育てています。新卒から様々な業種への転職を重ねてきましたが「いつか広報の仕事に就いてみたい」という夢があったと言います。そして二人目のお子さんを出産後、人材サービス企業で広報の職を得ます。

副業を始めたのは約1年前。本業のスキルを活かした広報業務のお手伝いを知人に頼まれたことが発端なのだそう。「始めは出来るか不安でしたがリリースを書くだけ、しかも単発で……という条件でスモールスタートを切りました。やってみると意外と本業と両立できることに気が付き4~5カ月後にはメディアプロモートも引き受けるなど請け負う業務を徐々に増やしていきました」とのこと。

現在はPR職専門の副業マッチングサービスに登録し、幼児教育に関連する企業の広報として従事しているのだそうです。広報スキルだけでなく自身の母親としてのインサイトも生かせる点にやりがいを感じると共に、本業は法人を相手にしたやや硬めなもの、副業はコンシューマーを相手にしたものと一言で広報と言っても重なる部分がそう多くはないため、守備範囲が広がり提供できることが広がっていく手応えを得ているのだそうです。

育休中に「副業マッチングサービス」を調査した3児の母。復職した今、何を思うのか?_img0
 

しかしOさん、副業って四方八方いろいろなものから追われがちなワーママ(ワーキングマザー)でも出来てしまうものなのでしょうか?それともOさんがスペシャル仕事デキル人なのかな……? 「私も“副業がしたい!”と思って始めたわけではないのですが、スモールスタートだったため案外出来てしまった……という感じですね。しかも本業への好影響も実感できるためやってみて本当に良かったと思っています」。ちなみに時間配分としては本業の隙間時間を副業に充てるほか、両方をリンクさせて出来る業務については同時進行で対応しているとのこと。

 

「もしも気になっているのであれば単発でトライしてみてはいかがでしょう? いきなり本腰を入れてやろうとしなくても小さな一歩で景色が変わって見えることもありますよ!」とOさん。そうですね、日々生きていると“もう少し落ち着いたら……”と何かと後回しにしてしまいがちですが、まずは無理なく出来そうなことから挑戦してみることが肝要なのだと気付かされました。先にご紹介したビザスクやココナラなんかを活用して小さなところからはじめてみてはいかがでしょうか?


(次回、いよいよ最終回!)

構成/露木桃子
 

育休中に「副業マッチングサービス」を調査した3児の母。復職した今、何を思うのか?_img1


前回記事「「自分のキャリアに自信がない」と怖気づく前に副業マッチングサービスに登録すべき理由」>>

 
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